2013-03-27

君が笑うとき君の胸が痛まないように そして僕も歩き出す

最初にお断りしてきたいのが、これは冗長なボク語りなのです。あんまり面白くないと思う。

 

先輩の結婚式で、サークルでお世話になっていたカップルのお二人を見かけました。もう数年前のことです。

ボクは大学在学中にとてもお世話になり、いつ結婚するんだろうとその後の交際も聞き及んでいたのだけど、いつのまにか別れたという話を噂に聞いてはいました。ボクは社会人になっても交流が続くと思っていたのだけどあまり直接には話さないのでお二人の姿は新鮮に感じました。

 

ボクの知っている二人は特に目立って美男美女カップルというわけでもありません。でも、お二人ともやっぱり社会人になってしっかりした雰囲気でした。二人とも変化した姿が見れてがすこしうれしかったです。

ボクにはその時点で、恋愛というモノ自体についてすこしこじらせていた。二人が別れたということも知っているし、その後どうなったかということも噂には聞いていました。おそらく二人は顔を合わせて昔の話を懐かしんだとしても、再び恋愛に発展はしないことも確信していました。

 

「昔の彼女さんとすごく久しぶりじゃないですか?ちょっとお二人だけで話せるチャンスとかあってもよくないですか?」とボクは彼氏さんにカフェで落ち合えるよう計画をお話しました。

カフェの店員さんとお話をして、席に着くとすぐに注文、彼氏さんの注文されるのはいつもブレンドコーヒーホットなので、すぐに用意できるように、席に着くと緩慢なご挨拶から入らないようにどたばたと話が進むよう、カウンターにあった結婚相談所ちらしを席に置くようにもお願いしておきました。

予定どおり、どうも昔の恋愛談義になったようです。あまりいい雰囲気ではない感じで、しかし声を荒げることなく静かにお話をされている様子です。

 

女性に対してすこしわがままで大雑把でおおらかな彼氏さんは、偶然であったここで(一度の恋愛で二度別れ)を告げられることになるであろうことは、彼女さんがその後どう過ごされていたか軽い噂でしたがボクは計算していました。

ちょっと予想よりもひどく落ち込んだ様子で彼氏さんが身だしなみを整えに席を立った隙に、彼女さんは清算して去ります

 

彼氏さんは席に戻ってくるとひどくうなだれて、まだ口を付けていないコーヒーを眺めて涙をこらえていました。

ボクはそっと彼女さんの席について、彼氏さんに話しかけました。

女性なんてころころ言う事が変わるし信用できない、ボクは男なんで先輩の気持ちすごくよくわかります彼女が変わってしまったのはいま交際している男性の影響、すぐに心変わりしてしまます

その晩、ボクたちは一晩中、いろいろ語り合いました。

 

先日、新宿で久しぶりに彼女さんをみかけました。数年前の結婚式の時お付き合いされていた方でしょうか。

どんな男性とでもうまくやっていくだけの裁量のある彼女さんは、さすが彼氏さんの彼女だっただけはあると思います男性の方は本当に幸せそうで、お二人は本当に幸せ夫婦として目を引くような感じでした。

ボクはといえば、女性になるための買い物をしてくる間コーヒーを飲んでいる彼氏さんのところへ急ぎ戻るところでした。まだ女性ではないけれども妻として一緒に生活し、たまにひげは伸びるけど共同生活は概ね幸せです。

一緒に家事をし、お互いの価値観がまったく同じことに毎日感心し、音楽趣味も似てきました。二人の気持ちは等しい。ボクは彼氏さんを愛している。

結婚式の後で夜通し彼氏さんと過ごせたのは偶然で、なぐさめるところから友達にまでなれたらいいなと思っていたところがノンケ彼氏さんと恋人同士になれたことがうまくいきすぎて、彼女さんにも少し後ろめたいきもちになりました。

けれど、あの時、あの話をしておかなければ、ボクは自分の気持ちを直接的に、さらけ出して、彼氏さんに問いただそうなどとは一生思わなかったでしょう。女性に対する嫌悪感を生み出すだけの恋愛遍歴と彼女さんが復縁しない可能性を確信するだけの情報は、実際もっていたのでこれ以上彼氏さんを傷つけないよう愛すことなどできなかっただろう。実際、ボクは妻になった。

 

今、カフェに対しては深い深い感謝しかない。カフェには、別れ話があってもボクや彼氏さんのような人を助け続けてくれていることを願います

下らない話ももう終わりにします。読んでいてボクに腹の立った人もいるでしょう。不愉快な思いをさせてごめんなさい。読んでくださったことに感謝します。

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