長く長く付き合ってきた相手と結婚することになった。
私も相手も結婚願望は特になかったからこそこんなに長くダラダラと付き合ってきたわけだけど、諸事情あって今更入籍を決意。
長い年月を経て相手への愛情は対恋人というよりは対家族に近い物へと変化したが、実際家族になるのだからそこは逆に良い事だと思う。
特段喧嘩らしい喧嘩も無いし、性格が真逆な分出来ない事を補い合う事も自然に出来るようになっていると思う。
この相手と一生一緒に居ることに何の異論も無い。
むしろ望む所だ。
まぁ、ここまでは良かった。
問題はこの後、つまりよく言う「結婚は2人だけの問題じゃない」と言うやつ。
田舎者で都会に住んだ事は一度たりともない。
礼儀やマナーにも欠ける部分が多く、そのくせ元は小さな店を営む自営業者だったからヘタにプライドが高い。
方や相手方の親御さんは都会に住み一流の企業を退職後、立派な持ち家に住んでいる。
当然ひと通りのマナーも身につけているし、趣味だって品のある物だ。
何度かお会いした時に、あまりの上品さに驚いて「こりゃあ結婚なんて到底できないな」と思った記憶がある。
この両家が顔合わせをしたらいったいどうなってしまうのか、考えただけでも胃やら頭やらが痛んでしょうがない。
更にその先、親族間の付き合いの事まで考え出したら夜も眠れなくなってくる。
避けられないであろうそのイベントを思う度、比喩では無く本当にめまいがして動悸が早まってきてしまう。
相手はテンプレのように「そんなの気にすることない」と言うが、それを鵜呑みにしてあっけらかんと対応できる程自分はポジティブではない。
どれだけ心の中で焦って泣いて暴れてみても、日にちは刻一刻と迫ってくる。
逃げ出したいと思ってもここまで来た以上それも出来ない。
格差婚がこんなにも精神的に追い詰められる物だとは、と、今更ながら戸惑っている。
隣で結婚情報誌を眺める相手を見ていると何故だか酷く申し訳無い気持ちになってくる。
必死に新居の事を調べている相手を見ていると何故だか酷く残酷な気持ちになってくる。
結婚しようと決めた日から暫くは、それでも妙なワクワク感があった。
本当の家族になるのだ。
一緒の苗字になり、一緒の家に住み、一緒に食事をし、これから先の人生を共有できると思えば幸せな気持ちが自然湧き出てくる。
しかし日が経つにつれその感情は徐々に現象し、ただただ焦燥感だけが募ってきた。
うわー!と叫んでどこかへ逃げてしまいたいと思う。
これはもしかすると世間一般で言われるマリッジブルーなのかもしれない。
なるようになるしか無いのだから、この苦しい時間を耐えたら案外ケロリとラクになるのかもしれない。
そう言い聞かせて毎日を送っている。
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