はてなキーワード: ご先祖さまとは
「a級戦犯だからダメ」って話は、神道的にはこれは全く筋が通らない。
なにしろ、神さまとして奉るんだぜ。
いくら八百万の国でも、いちいち人が死ぬたびに神さまとして祀ってたら堪らない。
歴史上の有名人を祀ってる神社あるじゃん。本来はあれクラスになって、初めて神にする。国家神道ってのは、そこを政治で曲げたので、まああまり良くなかったと思うのだが。
問題は、これは単なる「ご先祖さまお守りください」ではないってことなんだよ。
「どうか我々のために神さまになってください」なんだよ。
平清盛が悪霊となって祟りを起こしてるって、神様にした場所があるよね。あれだよ。
一回神様にした平清盛をさ、なんらかの政治の都合でさ「ごめんごめんやっぱり神さまとしては低級ってことで」とかいって移す。
祟るわ、そんなもん。
相手はもう神さまなんだよ。A級戦犯だろうとなんだろうと神様であることはもう変わらないの。
ご先祖さまに報告するんだろ。
ネトウヨの多くは、日本の歴史上の汚点を徹底的に除去したがる。事実はどうでもよくて、一点の汚れもない歴史にしようと執着する。そして汚点を事実として捉えようとする人に対して反日だと反発する。
けど、2600年以上の歴史を有する国なら汚点の一つや二つあるでしょう。てか、汚点があったら国を愛せないんですか?
その程度のアイで、愛国って言えるんですか?僕は妻の厭な部分も含めて愛してる。アイってそういうものじゃないのかな。
南京で虐殺しようが、慰安婦をこき使っていようが、アホなインパールやろうが、その駄目な部分については尊敬はできないけど、それは僕らが糧にしてプラスに持っていけばいい話で、そのうえで、そんな駄目なところもあるご先祖さまでも僕らの先祖だし尊敬している。ご先祖さまが作ってきた、この国ことも好きだ。そんな国でも故郷を捨てて帰化してくれた日本人も好きだ(在日コリアンに、限らない)し、住んでくれている外国人も好きだ。
愛国心が欠けているのはどちらか。
1年に何度かしか帰れず、最後に帰ったのはいつだったのかもろくに思い出せないのだ。
だから、結果的に最後のお別れになってしまったときがどんなだったかもさっぱり思い出せない。
いつものように、家を出る僕に「頑張ってね」と声をかけてくれたのだと思うが、
それが今生の別れになるとわかっていれば、もっとなにかできたのに。
などと無茶なことを考えてしまったりしている。
もはやおばあちゃんにしかわからないご先祖さまのお話について、
何日にも渡ってインタビューできたのは良かったと思う。
音声もバッチリ録音してある。
これはこれからも生きて行くはずの僕の宝になるだろう。
これから寂しい気持ちになったとしても、とりあえず声は聴ける。これがどんなにありがたいか。
すでにいま、すごく寂しいんだけどね。