2023-04-17

水星魔女と旧エヴァ

これ言うとガンダムファンの方々に怒られるかもしれないけど、水星魔女、旧エヴァとかと色々被った。

いやでも、パクリとかって叩きたいんじゃないんよ。そうじゃなくてめっちゃ面白いって言いたいわけ。

うまく伝わるかなぁ。

以下、本日放送回のネタバレ含むのでよろしく

今回出てきたエヴァっぽいとか思っちゃったのが、ガンダムの中にエリィ(の魂?)がいる(のかも?)とか言う話。

そう言えば、エヴァとGUND-ARM仕様類似特有物質を介して人間の神経を外殻マシン接続して動かすが、一般操作可能な者は限られるか、搭乗者への負荷が高すぎるかして、兵器としての汎用性はあまり高くない。しかし、ある素養のあるもの天才的に動かせる)とかも似てる感はある。

おまけに今週、エアリアルが本気になったら地球ガンダムの胸の点灯が赤から青に変化して支配されていましたよね。青く反応するといえば「パターン青! 使徒です!」で自分にはお馴染み。

というわけで、自分の中の理解では、上記の旧エヴァっぽさに加えて、あの奇妙な決闘奨励されている校風でのウテナらしさとかと、昔から培ってきて今の技術が磨き上げたガンダムらしさ(音楽、絵作りの凄さアクションのかっこよさ)の合わせ技を1作品で楽しませてもらえてるって思ってて、すごくお得感がある。

しろウテナで学んだ漫画らしいが不可思議な学園感覚や、旧エヴァでなんか馴染んでいた巨大ロボット特殊技術で動かす感覚とかが、毎週楽しめるわけで。

しかも、プラモデル化できるくらいキチンと造形されている新型巨大ロボットのバトル、謎、百合友情、父と子の確執、母の過去、奇妙な主人公戦争という名のビジネスライバルキャラの急な退場、などなど、ストーリーの立体感半端ない

なにしろウテナエヴァも、放送当時に見ることができなかったもんで、今頃になって毎週ごとにこんなに楽しく苦しめてもらえる作品出会えるってめっちゃついてるモンだなってなってる。

おしむらくは昔のアニメと違って1年間やってくれないこと。仮にこのクールで終わっちゃうとしたら……話数、少なすぎない? 色々と大風呂敷しか見えなくて、たたみきれなかったりしたらどうするんだろうと思ったり。でもまあ、今週の急展開をみたら心配いかな。

それにしてもなあ。てっきり今期は地球魔女水星魔女が競い合っていく学園青春ロボットモノになるかと思ったら! そんな甘いモンじゃなかったようだ。

ともあれ、ゲンドウにしろプロペラしろ子どもをある種、自分の道具にもしちゃおうとする大人はロクなモンじゃない。とはいえ、巻き込まれ子供にもそれなりの責任は生じるわけでさ。シンジ君は最後自分なりのオトシマエを付けてくれたけど、スレッタはどう向き合う? 色々、知らなかったじゃ済まされないこともある。どっちの作品も親が子供にある種の呪いをかけちまってるのも似てる。それをどう打開していくのかは見ものだろうね。

あとミオリネさんもスレッタとは別の意味で親に呪いをかけられちまってるわな。クソ親父、とっとと復活しやがれ。そして娘に引導をキチンと渡されろ。このままこの世を引退するとか絶対さない。

放送日に3回も見直しちまうアニメなんて久しぶりだわ。スレッタって何者なのかますますからなくなったし(エリィ自身ってわけじゃなくなったし、クローンだとすると年齢設定がおかしくなるし、小説版ではエアリアル自身人格があるし)。いったいぜんたい、どうなってるの?

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