2022-11-30

ボクの使ったCS(ジジイの思い出話) anond:20221129085814

まぁ、下っ端プログラマには要らないだろうけど、いわゆるシステムエンジニアとかアーキテクトとか言われるレベル仕事するには、なるべく知っとかないといけないよね。

オレの場合は、大学はかろうじて理系一角だったけど、学問的にコンピュータサイエンスを学んだことはなくて、某IT会社でなかば業務上必要に迫られ、なかば趣味的な興味本位もありで、ちょっとずつ勉強した。

で、もう20年くらい前だし、すでに廃止されてる(と思う)ので、守秘義務違反とかの面倒なことにならなそうだと想定してぶっちゃけると、大手携帯会社ショップで各店舗独自プロモーション打ったりするためのWebシステムの開発に関わったことがある。

顧客の(および自分とこの)エライ人なんかにシステム設計根拠(この方式が最善なのか?もっと安く早くやれる方法はないのか?などなど)を常に問いかけられ、説明説得しなきゃならない。そこでコンピュータサイエンスに基づいて理路整然と話をすると、ちゃんと信頼してもらえるし、納得してカネ払ってもらえるw

そこで使ったのが、以下のような各種理論だ:



などなど... 自分史上最高に残業させられたこ仕事やってた年の年収は、900万円台おしくも1000万には届かなかったねぇw

 --追記--

コンピュータサイエンスがらみの思い出でもう一個面白い(とオレが思う)ネタがあるので、ついでに書いとこうw

これは、上で書いた携帯会社システムよりだいぶ前のことになるが、とあるグループウェアの開発に関わってたときメールFAXに向けて出力するドライバを書いたことがある。昔のことなのでオープンソースあんまり普及してないし、タダでお手軽に使えるライブラリが見つからなかったので、「車輪の再発明」っぽいけど自分でハフマン符号化によるデータ圧縮アルゴリズム勉強して作ったのだ。

Win32APIとか呼び出して、ビットマップテキストを描画させたとこからドットをちまちま数えて、白のドットがいくつ続いてたらこコード、黒がいくつ続いてたらあのコード...って可変長のビットパターンをつなぎ合わせてファイルに書き出す...みたいな。これが理論通りにうまいこと動作して、FAXから文書が出てきた時はとっても楽しかったw

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