2022-09-19

「配属ガチャ」という言葉に対する反応

マイナビ就活生に行った「配属ガチャ」に関する意識調査で、希望しない職種や勤務地などへの配属に、調査に応じた就活生の半数以上が不安を抱えているという記事が出た

それなりに体力がある企業採用した人材の配属希望を聞き取った上で経歴や資格、適性検査などの結果を吟味して配属先を決定しているのだが、そうでない企業も多いのも事実である

かつては「家を買うまでは希望職種や勤務地へ、家を買ったら希望街の職種や遠隔地へ転勤や単身赴任を」などというやり口で人材の分配をする企業すらあった

そんな話を聞けば「配属ガチャ」という言葉が生み出されるのにも納得がいく

とかく「親ガチャ」や「隣人ガチャ」、「上司ガチャ」と、本人ではどうともできない現実に対し、責任他者転嫁嘲笑して諦観するような風潮が市民権を得てしまった

しかし、今までもさまざまな格差現代社会の生きづらさを言葉遊びをとおして現実逃避する手法年代を問わずあったわけで、「○○ガチャ」という言葉必要以上に反応してしまうのは「ガチャ」風潮についていくことを諦めた中年以上の世代努力不足なのかもしれない

そしてその最たるものTwitterで見かけた「配属ガチャというが、こちらも新入社員ガチャだ」という経営者ツイートである

一見、論拠がしっかりしている反論のように見えてしまうが、配属という受動的な事象に対して、採用という能動的な行為をぶつけるという、話の噛み合ってなさが如実に現れた独り相撲目眩すら覚える

さらにいえば、採用試験時には志望者は実にさまざまな書類を提出し、何度も面接を繰り返し採用側に丁寧に吟味される

そこで人となりを完璧に見抜けなどとはいわないが、志望者側にそれほどの労力を課して採用側もリソースを割いて判断したのだから、「新入社員ガチャ」という意見は「俺らまじ見る目ないから」という自白のもので、反論としては不適格だろう

採用試験は嘘の吐き合いと揶揄されることもある

志望者が嘘をつき自分下駄を履かせ、採用側はその嘘を見破り人間性を問う戦いとのことだ

なんだこの無間地獄

就活生も企業もアホだろ

双方ともに謙虚さを失って、「売り手市場」「買い手市場」などと主導権争いをするからここまで劣化したんだろ

配属ガチャが嫌なら起業しろ

新入社員ガチャが嫌なら経験者の中途採用だけにしろ

それぞれ過大な条件をお互いに突きつけあって陰で文句をいうとか、生産性がないことをいつまで続けるんだよ

と、明日の午前中に新卒採用試験を控えるストレスフルな採用担当者の憂鬱な心情でした

  • ワイは1回目のガチャで決まった配属先に行きたくなかったから、そっち行くくらいならやめますと言ったら2度目が引けたやで 結果3回くらい引いて行きたいところ行けたやで

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