2020-05-21

検察

話題になったのでバカ検事の事を思い出した。

外国人の知り合いA氏一家日本に遊びに来た。

俺を頼って来たわけじゃない。ただの家族旅行

A氏は自分の国で少し特殊自動車運転免許を持っている。A氏の国はちゃんとした先進国だ。

その免許証で今までどの先進国でも通用したため日本でもOKだと思い、自国にいる間に自国旅行会社を通じて日本でのレンタカーを予約し、予定通り日本レンタカーを借り運転中に駐車場内で自損事故を起こした。ケガ人等は無し。

しか警察が調べると彼の免許証日本では適用されず無免許となりややこしい事になった。

警察署が正式通訳を呼び彼の取り調べをしたものの、一緒にいた家族は全く日本語がわから不安になって俺に連絡があった。A氏には仕事でも世話になった事もあったか家族らの通訳を買ってでた。

警察も本人が悪いと言うよりは旅行会社レンタカー屋のリサーチ不足で実際そっちにも事情を聞くと言っていた。

警察での手続きなども全て済んでA氏一家日本旅行を終え帰国した。


それから数ヶ月後、突然俺に検事から電話があった。A氏の無免許事件の件だと言う。

若い声の男がものすごい一方的法律用語を並べたてる。


よく聞いてみると結局のところ、

A氏の罰金刑が決定したのでいついつまでにこちらに出頭しろ

とA氏に言え、

と言う。

え?何で俺が?

俺は本人でもないし、関係者でもないし、正式通訳でもないんですけど?と言うと

検「でも連絡先知ってますよね?友達ですよね?あの時警察署にいましたよね?」


早口でまくしたてる。わけがからない。俺は特に後見人でも何でもなく何かに署名した覚えはない。ただ警察の人に念のため連絡先を教えただけなのに。


俺「Aさんと連絡取れないとか、ですか?」

それにしたって俺は関係ないが。


検「Aさんの電話はxxx-xxxx-xxxxですよね?住所は〇〇、メールがxxx@で、勤務先がXX、奥さん電話はxxx、勤務先が〜」


なぜか得意げにまくしたてる。


俺「え!?それ全部連絡取れないんですか?」

検「俺さんが連絡して下さい。」


会話のラリーおかしい。



俺「検察からだと電話に出ないとかそう言う事ですか?」

検「そうではないです。とにかくいついつまで〇〇検察庁に出頭する様に言って下さい。刑法〇条により〜で〜ですから。要はAさんは日本で悪い事をしたって言う事ですよ!!わかりますか?」


あれ?イタズラ電話


俺「イタズラ電話ですか?切りますよ。」

検「私は〇〇地方検察庁〇〇の増田増男です!!!電話番号はxxxxxxxxです!!!とにかくAさんに出頭する様に言って下さい。」

俺「ちょっと意味がわかりません。忙しいので。」


と言って電話を切った。あの話し方になんらかの発達障害とか症状名は付いてくるのを感じる。


少し不安になったので、A氏にメッセージを送り、検察から連絡があったか聞いたが、何も来てないと言う。

やっぱりイタズラかと思い、表示の電話番号をググるとその地方検察庁の本番号と近い。


次の日の朝8時半にまた同じ番号からかかってきた。気にはなっていたので出てしまった。


検「Aさんに連絡しまたか?いつ日本に来ますか?」

俺「知りません。連絡はしてませんよ。」


検「どうしてですか?連絡先わからないんですか?」


俺「すいません。なんで、私が、Aさんに、連絡を、取るのですか?」

意味がわからなすぎて、俺はおかしい奴に話しかけりようにゆっくり話す事にした。名前は出てこんがオレンジ色野球芸人並みだ。


検「友人ですよね?違いますか?」


俺「友人です。でも、この件を、どうして、私が、Aさんに、伝えるのですか?担当検事である増田さんが、連絡して下さい。」

検「......」

???

長い沈黙の後

検「......Aさんに連絡...して...下さい。」

俺「これ何ですか?検察命令とかですか?」

検「...命令...ではありません。」

俺無言

電話を切ろうかと思ったら、

絞り出すような感じで

検「...Aさんに連絡して...いただけませんか...」

いやお願いできない人?

俺「あの、連絡するのはいいんですけど、検事の、増田さんが、連絡しないのは、ナゼですか?」


沈黙









検「......英語は.........にがてです」




俺「えぇ?......わかりました。」



電話は切れた。俺が切ったんじゃなくて検事増田が切った。「じゃあお願いします」も無しで。


次の日の朝8時半きっかりにまた電話がかかって来た。

検「連絡しまたか?Aさんはい日本に来ますか?」

俺「連絡はまだしてません。」

検事増田は舌打ちでもしそうだ。

検「何で連絡しないんですか?」

俺「なんでって。私も忙しいんで。」

検「...今連絡...して下さい。」

出た。お願いできない奴!

俺「いや時差もありますから。」

検「向こうは何時ですか?」

俺「知りませんよ。増田さんが調べて下さい。」

検「...」

俺「ちょっと忙しいんで。いつ日本に来るか聞けばいいんですね。当分来れないと思いますけど。大体、この件だけの為に日本に来るわけないですよね。」


検「!!日本国内で〇〇法に違反してるんですよ!〇〇法で〇〇にあたるんですよ!!日本国内で処理するんですよ!!わかります!?

俺「わかりません。」


検「〇〇法〇〇条です!!わかりますか?!」

こいつただの憲法オタク

俺は黙って電話を切った。


その日のうちに一応、狂った検事からこんな連絡があったからとA氏に電話した。A氏は、次に日本に行く時にめんどくさいと困るから弁護士に頼むよごめんよと言って終わった。

次の日の朝8時半、またその次の日もまたその次の日も増田から電話があったが無視し、その番号は着信拒否にした。


思うに、検事増田プライドが高すぎて、上司通訳手配が頼めず、たまたま連絡先があった下級市民の俺に丸投げしたんだろう。

下級市民のお前は憲法を知り尽くした上級検事増田の言う事を聞かなければならぬのだ。ぐらいの勢いだったな。

こんな奴が検事になるんだと呆れたが、逆にこんな奴だからこそなれたのかもしれん。

あの話し方は発達障害かなんか知らんがコミュ障もかなり拗らせてるようだから出世は出来んだろう。

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