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はてなキーワード: Aaron Swartzとは

2022-08-08

anond:20220713103632

米国では Aaron Swartz みたいな天才逮捕しようとして結果自殺に追いこんでしまったということで社会から大きな批判が出た。

結果的米国では天才邪魔をする法律の方が間違ってる、というのが社会全体の合意なんだろう。

ちなみに Aaron Swartz が生み出したものRSSReddit などがある。

自殺につながったプロジェクトだって論文誌のペイウォールによる論文の囲い込み問題に一石を投じて preprint サーバーへの投稿一般化する流れを作った。

2015-05-04

Aaron Swartzかいう人

The Internet's Own Boyという映画を観た。その感想を簡単に書く

https://www.youtube.com/watch?v=vXr-2hwTk58

映画を観るまでAaronについて僕は何もしらなかった。僕はそれなりにインターネットが好きだ。こうしてブログを書いてるのも、僕の考えや感じた事に共感してくれる人がいないかをインターネットという拡声器を使って確かめたいからだ。

Aaron Swartzは14才でW3C委員になった。W3Cミーティングの際に、他のメンバーから「いつ集まれる?」と訊かれ、Aaronは「最近14才になったばかりで、ママの許しがないと集まりに行けない」と言った。そんな14才がW3Cで大人と混じって議論をし、その当時Creative Commonsを創ろうとしていたLawrence Lessigに出会いCreative Commonsにも協力した。

とんでもない人だと思った、彼はその後スタンフォード大を中退してY Combinatorプログラムに参加し、自分プロジェクトRedditと合流させた。しかしRedditが成長し、買収された後で彼は解雇されてしまう。その後はシリコンバレーから離れて政治活動に傾倒していく。彼は当時、インターネット自由を奪う危険があるSOPAという法案を食い止めようとした。結果的SOPAは消滅し、インターネット自由は守られた。

彼はその後もインターネット自由を脅かすものと戦った。時にそれは少々強引なやり方でもあった。そんな彼のやり方は、法に触れたと見なされ有罪判決を受けてしまう。インターネット自由と戦った彼は疲れ、怯えて、絶望し、自殺してしまう。

僕が今こうして使っているインターネット自由保証されているものでは無い。この瞬間にも勇敢なハクティビストが僕らのインターネット自由を守っているのかもしれない。彼らに感謝したい、最高の敬意と感謝を送りたい。

Aaronが守ったインターネットはまだ息を続け、毎日僕らに感動をくれる。

ありがとう、Aaron

 
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