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2013-06-24

隠れた名作アニメゴリ押しが過ぎるのは生まれた時期が関係する

ゴリ押しが過ぎる。

ゼーガペインとかTrueTearsとか四畳半神話体系とか、言うほど放送当時は話題にならなかったのが急にどっかで話題になると

実は名作だったとか隠れた名作アニメ扱いされてるけど、そりゃ知る人ぞ知る名作かもしれんが、それはにわかなだけであって

皆知ってるし、大体誰かが名作言ってる作品は過去に散々名作だと言われ続けた作品ばかりで全然隠れてないしあまりに有名過ぎるというのに

さも俺だけが知ってる隠れ名作アニメだとかドヤ顔で言われたら反応に困るわ。

隠れた名作ってのは2chでもあんまり話題にされず、専用スレッドがないかあるいはスレッド数が少ない淘汰してる状態のアニメ作品で、だから

その点ファンタジックチルドレンとか学園戦記ムリョウとか知ってる人は知ってる隠れ名作だと考えられる。

ガンダムでいえばターンエーは隠れた名作だけど、今以てあんまり話題にならないのは本当に隠れてるから

灰羽同盟とかカレイドスターソルティレイガンソードなどは皆知ってるし、隠れた名作だとドヤ顔で言う人は本当ににわかだと思う。

大体皆知ってるような作品は隠れてないし、電脳コイルなどのNHK教育テレビで放送したような作品は隠れなき名作だけど、

NHK衛星放送のみだとかね。例えば彩雲国物語マ王とか。十二国記総合で以前何度か再放送してるから結構有名なんだけど、精霊の守り人はそうかもしれない。

でもNHKアニメは意外と知られてない作品が多いかも。横山光輝三国志とかアニメやってた事自体知らなかった人多いんじゃないかな?

あとは、WOWOWノンスクアニメが隠れた名作扱いが多い。ヴァンドレッドとかゲートキーパーズとか闇の末裔グラビテーション捨てプリとか。バッカーノとか星界シリーズなんかは有名過ぎるわな。

あとは、UHF枠の深夜アニメかしら。昔夕方でもやってたのでストラトス4とか、割と放送時期が夕方なのも隠れ名作と言われるかもしれない。

隠れ名作のゴリ押し理由は至極明快で、生まれた時期の問題。いわゆるジェネレーションギャップと言う奴ね。

ボクのように80年代から90年代、つまり昭和後半くらいに生まれた人だったらこの時期のアニメをよく知ってるから、それ以降生まれた平成生まれの子が“これは名作だ”なんて嘯いたら何か違うだろと思うのは、生まれた時期が問題なんだろうと思う。

皆その時代に生まれてたら誰でも知ってるような作品が実は生まれた時期が遅くなると知らないって人が多いのは当然なんだ。

から、よくテレビ朝日系列で皆大好きアニメ特集でキューティーハニーとかサリーちゃんとか鉄人28号とか古い作品が多いと感じるのは、生まれた時期のギャップが影響してるんだと思う。それは、昭和の初期とか中期に生まれた人が見るアニメって、今見てる人からしたら層が違うと感じるでしょ?同じなんだよね。

しかしたら、今凄いって言われてるアニメもっと後、1020年先になったら今放送してるアニメなんかも隠れた名作扱いがあるかもしれんね。

それは、生まれた時期が影響しているから。

2007-01-27

[]史料を見ないで書くオレラノベ

http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20061115/1163576101

http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20070127/1169824810

↑この辺を読んで書きたくなったので書く。読んでない作品ばっかりなのにかなり適当言った。多分いろいろ間違ってるけど勘弁。

80年代以前

ラノベ的なものはあるがあくまでティーンズ向けのジャンル小説

ライトSFスペオペ、軽めのファンタジーTRPG小説版アニメ脚本家が書いてる小説ノベライズ、10代向けの伝奇小説、あと海外の翻訳モノ

少女小説は、つーかコバルトはすでにかなり歴史があるので安定。恐ろしく軽い文体の恋愛ミステリファンタジー伝奇ホラー

90年代前半

スレイヤーズ登場

スレとあとフォーチュンクエストあたりの大ヒットが10代向けの文庫本レーベル群全体に影響を与える。逆に考えるとスレ・フォーチュンが当時のラノベの中核であり、また最初の純ライトノベルと言える

キャラ小説化の進行、文体もさらに軽くなる

スレイヤーズフォロアーがジャンル化。一番成功したのがオーフェン。その他ゴクドーとかはみだしバスターズとか捨てプリとかリアルバウトハイスクールとか?内容つーかスタイルと売られ方に特徴がある気が

 ・オーフェン古橋秀之以降の電撃硬派の前触れのような気も

五代ゆうの活躍の余地がなくなる

 ・こばめぐは必殺お捜し人、水野良リウイで対応

ライトな大河モノがはやる。どっちかつーと女の子向け

・ど真ん中にいるのがデル戦、それに冴木忍とか前田珠子とか十二国記とか風の大陸とか

あかほりさとる大活躍。非常にオタ向け。まだラノベの中核とは言えない

・この時点ではまだ“ライトジャンル小説”も生き残ってる。全体としてラノベと言うよりヤングアダルト

滝川羊沈黙

90年代後半

・なんか世相が暗い。あとエヴァ

富士見の勢いはいまだ衰えず

コバルトも相変わらず安定

・電撃に古橋秀之登場。影響を受けた電撃の作家が俺設定バリバリになる。異能力モノがはやるきっかけにも?

・結局古橋自身は流行らなかったけどな。古橋秀之成田良悟ラインを電撃硬派と呼びたい(オレが

ブギーポップ登場。流行

ブギ以降ラノベ文学度合いが上昇、語れるラノベが増える

 ・学園モノが流行るきっかけに

キノ登場。流行る。

あかほりラインをまぶらほ阿智太郎継承女の子いっぱいコメディの地位が徐々に上昇し始める。

大長編より一巻完結or短編だろ、と言う空気が流れる

00年―03年

ラノベと言う名称が成立

ラノベ暗黒期

 ・富士見フルメタあたりを除いて失速、電撃はまだ十分な力を持っていない

 ・ブギあかほりみたいな作品が多い。それかあかほりみたいな作品。あるいはキノっぽいの。

 ・“ライトジャンル小説”なラノベが消滅

  ・ただ、ここで一度途切れたことで、逆に00年代後半に入って新鮮に受け止められるように

 ・スーパーファンタジー文庫とかプランニングハウスファンタジーの森とか富士見ミニ文庫とか角川のおっきい奴とかが撃沈。徳間の中途半端な大きさの奴もほとんど出なくなる

 ・富士見ミステリー文庫。この段階ではまだいまいちウケない

 ・この時期ラノベってジャンルがどんどん自閉的になっていった気がすんだけど。どうよ?

ファウスト系のひとが登場、注目を集める

・当時のラノベの中心であるところの上遠野が、ノベルスで小説を出す。電撃からの越境の発端?

ラノベ評論家の人が増える。売上げは下がっても存在感はUP

ハリポタ旋風

04年以降

・電撃最強伝説

シャナ流行る。現代学園異能

・あとなんかロリ流行

ハルヒ流行る。スニーカー微妙

 ・メタっぽい視点のラノベが増える

富士見ガタガタ。原点回帰を目指す。

マリみてに注目が集まり、百合が急増

新規参入が増える。マイナーよりのレーベルも奮闘

・おかげでベテランに活躍の余地が。新装版とか数年ぶりの新刊とかも出る

・各レーベルメディアミックスに、より積極的になる

・以前からコバルトからの越境者はちょろちょろいたけど、今度は角川グループからの一般文芸への越境者が続出

リアルフィクションて何?

ミステリーランド講談社BOXの2つの箱

・電撃の絵のついてないラノベがちょっと話題に

フォア文庫とか青い鳥文庫とかの表紙のラノベ度がいつの間にかずいぶん上がってる。そりゃまあ昔からマンガ絵な表紙は多かったけどさ。ラノベがオタ・中二病中高生に走りすぎて失った、ライトかつまっとうな物語が多い。

森絵都とかあさのあつことか佐藤多佳子が注目を集める

狼と香辛料登場。識者のひとから注目を集める

今後の展望

・ここのところラノベと言うジャンル全体が大きく、力強くなってってる印象

ラノベ文庫と言う枠組を今度こそ壊すことができるか?

ラノベ児童文学になれるかな?

・『ミミズクと夜の王』ってどんな話だ?

支倉凍砂の次回作は?(気が早い

・古橋は冬の巨人人狼日記を今度こそちゃんと出せるか?

・出せよ!買うから!あと龍盤七朝とタツモリの続きも!

成田良悟とか須賀しのぶもなんかこう、もうちょっと面白いことやれそうじゃね?

大西科学が正しいのは分かるけど売れるかって言うと微妙な気が。この辺の路線を意識した上で、またひとつ違うものを作れる人が出ないものか。大楽絢太とかは?

・電撃に森見登美彦引っ張ってこいよ。ハードカバーで。ええ?ムリ?じゃあしょうがないな……

・その他越境者の先生方、ええとあれだ、頑張れ!

(追記)あ、ケータイ小説のこと忘れてた。『りはめより恐ろしい』とかね。このへんも要注目であります。

 
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