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2023-06-18

anond:20230618091805

不勉強のなのでエルフ発情期に関する文献は知りませんが、

ただエルフが登場する物語には必ず共通点があることを知っています

 

エルフハーフエルフが登場するということです。

 

現代エルフの原点であり初出であるホビットの冒険指輪物語からして半エルフが登場します。

映画ロード・オブ・ザ・リングをご覧になった方には記憶に残っているかもしれませんが、

裂け谷のエルロンド(マトリックスエージェント・スミス役のヒューゴ・ウィーヴィング演じていた)がそうです。

まり人間エルフは交配が出来るということです。

エルフであるエルロンドはエルフであるガラドリエルの娘ケレブリーアンと結婚して3人の子供、

エルラダン、エルロヒル、そしてアルウェンを産みます

御存知の通りこのアルウェンこそ野伏の族長アラゴルンのちのエレッサール王の婚約者となる人です。

彼女は王が戴冠したのち結婚し、世継ぎであるエルダリオン他、複数の娘を産んだと伝えられます

 

このようにエルフ人間自由に交配し子をなすことが出来ます

このような事例から考えると人間エルフはかなり近い発情周期のようなものを持っていたのではないか

と推測することを私は選択します。

 

エルフの話に戻ります

指輪物語における半エルフとは超常的で、特別能力や才能、美しさを持った存在として祝福されています

そのおとぎ話的な世界現代の世相を反映させた様々なバリエーションファンタジー作品米国では誕生します。

エルフという点で着目すると「ドラゴンランス戦記」などがその代表と考えることも出来ます

主人公ハーフエルフのタニス

彼はエルフの村で育ちますが、その出生ゆえに祝福された存在ではありませんでした。

彼は戦争の際に、人間レイプによってエルフ人間との間に生まれた忌むべき存在だったのです。

彼は、このことで常に葛藤を抱き、エルフ社会に属すことが出来ず結局村を出て人間社会の中で埋もれるように生きることを選択します。

彼は、そこで髭を生やし尖った耳を目立たさせぬよう、エルフとしての特徴を見出さねられないように振る舞います

彼の心は常に葛藤し、エルフ人間、どちらにもアイデンティティを見いだせないまま生きることになります

これは当時のアメリカが抱えていた人種間におけるハーフ存在ハーフが抱える問題ファンタジー世界投影させたものです。

さて、主人公のタニスは無理やりの性交によって生まれ子供です。

もしも、エルフ人間発情周期のようなものが著しく異なっている場合にこのような不幸が起こる確率はどの程度のものなのでしょうか?

そういうふうに考えると、人間エルフ発情の振る舞いは似たようなものなのかもしれません。 

個人は以上のようなことを妄想しながら、エルフ発情とは人間に近いものなのではないか?と思っています

 
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