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2024-11-04

アマプラデンジャラス・ビューティー

Twitter20年前の映画だけど今もストーリー教材にされてる位出来がいい作品と聞いた+「美しさと強さ」が話のテーマらしいと聞いて興味を惹かれて見た

・序盤の潜入までの話運びのテンポの良さ・キャラクターを確実に伝えてくる手腕(捜査資料ケチャップが付いても中途半端に残った状態乱暴に拭うとかシャツケチャップ付いても気にもとめず食事し続けるとか0.5秒で視覚的にキャラクター性格を伝えてくる)がすげー!ってなったけど潜入してから少しテンポがもたついた感じがして最後20分、見るのやめよっかなと思ったが励まされたので最後までみた

20年前の映画なので今のポリコレ感覚でみると「いい線言ってるがもうひとふた押しポリ押しできたのではないか?」となる

多分この映画参照した世代の子世代映画に見慣れてるせい

師匠の「あなたが誇らしいわ」のくだりで「師匠がそこまでデレるほど主人公ちゃん、いいとこ見せたか…?」ってなった

・悪役理事長の「過去の栄光を引きずり続けて悦に浸る」シーン、もう少しみたかった

なんならCGでかつて自分を取り囲んでた聴衆たち

+それに向けて手を広げて1000%浸り切ってイッちゃってますコイツ…みたいなイメージ操作をして欲しかった

理事長の「キラキラ女子女子で誇示があるし馬鹿にされてるのも解ってる」文脈の「 すわよ」はすごくよかった

男役が少しマイナス印象が拭いきれんくなくてな…「惚れた女」カテゴリに入った瞬間掌返して「女性だいじに」感だされても「お、お前、主人公ちゃんに惚れる前はバチクソホモソのノリで仲間内女性を品評して笑いまくってたり女子学生相手に約得でうまい汁啜ってたやんけ!!!」「自分特別枠に入らん以外はそういう扱いする人なんやね…」ってなってちょっとアレだった

いやしか女性自分に「だけ」優しいのがいいっていうしそういうもんなの?

20年前の映画に求めすぎ?

捜査のための八百長とはいえ「そのグラス演奏と付け焼き刃すぎる「女性的な身のこなし」で勝ち上がるには無理があるし他の参加者ましてや女子の群れは「何か変だな」「なにかあるのでは?」」って気付かれそうだとずっと思いながら観てた

・あと化粧を助けてあげる!のくだりも「自分の顔立ちに似合うメイクって人によりすぎるし会って2,3日の人がやってちょっとしたお出かけならともかくミスコンで映える化粧をやってあげるのは無理じゃない?」とか色々…気になって…しもて…いやでもミスコンに出れる顔面ならそういうのねえから!!!なのか…

Twitterの触れ込みに期待しすぎた

20年前の映画でこの倫理観というかテーマバランスの扱い方はすげえや!ではあるが…2020年代の…映画のが…うん…ってなった

 
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