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2022-05-11

かつての「うまい、はやい、やすい。」の吉野家は今。

吉野家といえば「うまい、やすい、はやい。」の三拍子揃った牛丼屋だった。

店内は街中の店でもロードサイド店でもほぼ変わらずロードサイド店にはカウンターの他に少しばかりテーブル席がある程度の差だった。

BSE騒動の時は牛丼への頑固なまでの拘りを垣間見てより吉野家ファンになった。

かの有名な2chコピペにもなったとおり、殺伐とした雰囲気がありつつも、さっと食べてさっと帰るそれが吉野家だった。

30代も半ばを過ぎ牛丼を食べる機会はかなり減ったが、それでも私の中では牛丼吉野家だった。

先日「生娘シャブ漬け戦略発言話題にあがりさら10年かけて開発した親子丼の発売と続けて目にし、久しぶりに吉野家へ行った。

いつものロードサイド店。いつも通り、店内に入り席に座ろうとした。しか吉野家は変わっていた。しばらく行っていない間に「黒吉野家」というものになっていた。注文は持ち帰りの場合タブレットで、店内飲食場合カウンターで席に座る前に行う。注文したものが出来上がり次第、取りに行く。メニューは大きなものが1つだけでとても選びにくい。メニュー牛丼定食豊富すぎて迷う。これなら席でゆっくり選んでから頼みたい。席も見馴れたカウンターはなくファミレスのような席と食器返却口の前に狭い1人席がいくつかあった。とりあえず牛丼並を注文し受け取って席に座る。卓上には箸も七味も紅しょうがもない。セルフコーナーに箸や七味、紅しょうが等が置かれていた。そしてなぜかドリンクバーがある。

はじめてこんなにわかやすマーケティングの失敗例を見た。黒吉野家女性客や家族連れをターゲットにしているらしいが店内はがらんとしていた。

吉野家の主要客であろう1人でさっと食べてさっと帰る人たちの姿はほぼない。暇を潰しているサラリーマン所在無さげなおじさん。私の3人だけだった。

まず家族連れで席に座る前に注文はなかなか難しいのではないか特に子ども連れの場合、手元にメニューがなく立ったままではとても選びにくいと思う。注文したものセルフで取りに行き返却する。箸や紅しょうがなども席にない。もちろん水もセルフサービスだ。

女性客といっても1人で食べずらければ持ち帰りにするだろうし、カフェ風の店内というだけで吉野家に行くという選択にはならないだろう。

そもそも牛丼屋で長居しようと思う人はかなり少数派ではないだろうか。吉野家ほどドリンクバーや充電サービスとかけはなれた店はないと思う。

ほとんどがセルフサービスかつ客も少ないのに店員だけは5人もカウンター内にいた。

調べてみると黒吉野家になって1年ほど経っているらしい。徐々に客が減って店員が余っいるのか。それとも店の規模だけて店員数が決まっているのか。謎だ。

少なくとも私はこの店舗には2度と行かない。

「黒吉野家」のような誤ったマーケティングをしている吉野家から「生娘シャブ漬け戦略発言をするような人を役員にしてしまったのか。

それとも「生娘シャブ漬け戦略発言をするような人が役員から「黒吉野家」のような誤ったマーケティングをするようになったのか。

時代の流れとともに私が好きだった「うまい、やすい、はやい。」の牛丼に拘りを持つ吉野家はなくなっていくのかもしれない。

2018-02-12

anond:20180212040056

牛丼三条件うまい、やすい、はやい」のうち「はやい」が充たされてない。

そもそも牛丼はわざわざ外出して食べるのではなく、学校仕事など外出先での食事が大半。

よって自炊比較すること自体牛丼文化理解していない

 
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