2024-10-20

宅建落ちた

宅建受験、たぶん落ちた。

問題どうこうというよりも、自分との闘いだった。

試験開始前、試験からは始まったらいかなる場合でもトイレに行ったり途中退出はできないと案内があった。

こちらもそのつもりで、会場に着く前と着いた後と2回トイレに行った。棚田先生動画に従い、コーヒーなどのカフェインもとらないようにした。

ところが、だ。

12:55頃から下腹部違和感を覚えた。

この時点でトイレはいけなさそうだったが、仮にここで手を挙げていたらワンチャン違ったのかもしれない。

試験開始の合図と共に、大腸が躍動し始めた。

統計から解くつもりだったが、意識が完全に第二の脳に奪われた。考えることができなかったため、簡単と思われる5問免除をそのまま解いた。

このコンディションで得点やすい業法には迎えず、法令上の制限でいったん落ち着くことにした。

が、落ち着くどころか波が来た。まだ開始17しか経っていない。なぜ、こんな大事な時間なのに、私の腸はブレイクスルーしようとしているのか。括約筋に全集中した。

ここまでくるとガスを出したからといってどうにもならない。いや、ガスを出したつもりが、そうでないものも確実に出てしま状態だった。

棄権」の文字が頭をよぎった。

しかし、1年間の努力が……。棄権してトイレに駆け込めば、どれだけ天国が待っているだろう、それほどの苦痛だった。気温がそんなに高くない日なのにガンガン冷房の風が当たる席だったことも呪った。

しかし、第一波はなんとか超えられた。執拗攻撃をなんとか耐え切ったら、しばしの凪があった。

その後も波が何度かあったが、最初に比べればまだ深呼吸をして筋肉を使えば耐えられた。そして、問題自体理解できていなくてもなんとか全問回答した。

ところが、14時50分から再び耐えきれない衝動最後大腸のあがきだった。

あと10分なのにもう耐えきれない!

何度か心が折れかけた。問題文を適当に読んだり、貧乏ゆすりをしたり、意識を波からそらそうとした。見直す時間はなかった。

残り5分の案内からは、無になって300秒を数えた。

試験時間終了。耐えきった、

しかし、回答用紙が回収されるまでは席を立てない。後生から早くしてくれー!とバッファローマンのように心で叫んだ。

部屋を出られるようになったら即トイレと思ったが、廊下が混んでいてすぐにいけなかった時は、天はなぜここまで試練を与えるのかと思った。

正直、門を閉めることよりも、問を解くことにリソースを注ぎたかった。1年がこれで終わったと思うと回答速報も見れない。

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