2023-06-10

死にたくもないが生きたくもない

まれもしなければ愛されもせず、辛くもなければ楽しくもない。

あなた必要だ」と言われたところで、社会歯車として、という略された枕詞が見えてしまう。

独身恋人もおらず、とはいえ結婚願望が強いわけでもない。

自分遺伝子を引き継いだところで、こんな遺伝子欲しくないだろうという悲惨スペックである。おそらくいじめられるか見向きもされない、そんな子供が生まれる気がする。とか考えるとその子がかわいそうだから子供が欲しいとも、結婚したいとも思わない。

一見集団の輪の中にいても、「ああ、自分はここにいないな」というのが皆の視線や口元から伝わる。興味の矢印が自分に向くことはない。居ても居なくても変わらない。それならい必要もないよな。

そんなときに帰ろうとすると「え、帰っちゃうんですか?」と思ってもいないだろう言葉を聞く。余計に足早になる。

なんのために生きているのか。自分に問いかけても時を経るごとに靄がかかる。もっと10代や20代そこそこの頃は根拠のない全能感に包まれ、無邪気に生きていた。夢現で過ごすうちに、まわりの人間は一人、また一人と何者かになっていた。ヒーローやらヒロインやら。自分は気づけばエキストラ。役名なんかありゃしない。

あるいはせいぜい味変用の調味料。そこにあったら誰かが喜んでくれるかもしれないが、無くて困ることはないんだよな。

「あ、あったのね、ラッキー」そんくらいの存在

母さんごめんよ。

完全自殺マニュアルを買ったものの私には死ぬ勇気なんてなくて、でも生きつづけたいとも思ってない。臓器提供意思表示だってしてない、中途半端なクソダサ人間

頭のめでたい系の精神疾患にでもなって、フワフワ生きれたらいいが、どうやらそんな気配もない。無駄なとこだけタフでさあ。親の精神病遺伝しなかったくせに、クソみたいなヴィジュアルだけ遺伝しやがった。俺が何したっていうんだよ。バカが。

外では利他的人間を装ってるくせに自己愛が強い卑屈な天の邪鬼。心の中では誰かに愛されたいと思ってるくせにね。

どうかこの世界が嘘でありますように。

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