https://togetter.com/li/2010063
棘のコメ欄見てて疑問に思ったんだが、どう思う?
上記のコメ欄を見ると、弱男たちの中では通説になってる「女は暴力男がすき(だから暴力的でない俺らはモテないんだ)」という理論に(おそらく)女性たちがこぞって反論しているのが観測できる。
弱男の側は英語の論文まで持ち出してきてるので、(中身は読んでないが)おそらく一定の信憑性はありそう。
一方、反論する女性たちの理屈をみると、ほとんどが個人的な経験の話。なので正直反論としては弱いと言わざるを得ない。
それが「暴力的な男が魅力的なわけではなく、決断力があって、リードしてくれる、頼りがいのある男がモテるのだ」という意見。
これには私も確かにな、と頷いた。
しかし、よくよく考えるとこれもやっぱり「暴力的」なのでは?と思ってしまった。
たとえば、「決断力がある」というのは「悩ましい2択を迫られたときにたとえ反対があろうとも思い切った判断ができること」なのでそこには他者を顧みない暴力性が存在する。
「リードする」というのは「ある場において、一定の支配力を持って集団をひとところに導く」ことなので、ここにも他者を支配する暴力性が存在する。
「頼りがいがある」というのは「対等な関係をやめて、「頼る側」と「頼られる側」の関係性になり、その状態を常態化させる」と言い換えられるだろう。
それ自体に暴力性はないが、スタンフォード監獄実験のように、格差のある関係性が暴力的事態を引き起こしても不思議ではない。
こうしてみるとどれもやはり暴力性と無縁ではなさそうだ。
ここでふと疑問に思う。
いやもちろん男性にだって「リードされたい、頼りたい」と思う場面はある。
しかしそれは、たとえば新人と先輩、上司と部下、教師と生徒、初心者と熟達者のように、二者の立場に能力や年齢といった何かしらの格差がある場面に限定される。
そしてこのような場面では、しばしば関係性の格差を原因としたハラスメントが起こる。
ん?
ああわかった。
つまり対等な関係であるべき「男女の関係」、「夫婦関係」が「頼り頼られの格差のある関係」になってしまっているからハラスメントが起こるのか。
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