2022-10-23

さな歯科医院で保険証廃止に思うこと。

オンライン資格確認マイナカードの普及には賛成。

実際、会社辞めたのに保険証を持ってきて受診し、医療保険分が請求できず、後でこちらが再請求することはわりとよくある。(本人の自覚の有無はわからない。)

これが無くなることのメリット医院側にはある。なりすまし不正利用に関してはこちらは直接的なメリットではないが、制度犯罪防止のためには十分理解する。

ただ、保険証廃止して欲しくない。

立憲の枝野さんが言っていた停電は極端かも知れないが、機器トラブルは必ずある。

LANケーブルの断線や、ルーター不具合資格確認端末の故障などだ。

あとは、光回線不具合資格確認サーバートラブルも考えられる。(こちらは医院責任ではないが、停電ではないか診療はできる)

かにカードトラブル絶対無いのだろうか?

こうなったときに、保険証確認はどうすればいいのだろう。

いままでだったら、保険証記号番号等を転記すればよかったが、それがなくなると、資格確認国保なら国保組合、社保ならそれぞれの社保に電話連絡することになる。

電話番号は市町村国保くらいならわかるけど、それぞれの社保の連絡先はまったく見当がつかない。

ヤフコメなどでは「停電ならそもそも電子カルテ動かないだろ」とか「診療のものができない」と書き込まれているが、確かに歯科医院では停電だったら休診する。

でも、ネットワークトラブル診療はできるし、カルテは見られる。そもそも歯科医院のほとんどは電子カルテに見えて電子カルテではないレセコンを運用している。

レセプト請求用に電子カルテのようなモノ(レセコン)を運用しているだけで)、カルテは紙だ。

から、いままでも、パソコントラブルはあるけど診療した、なんて日がごくまれにはある。

オンライン資格確認システム冗長化をしている個人医院はほぼないので、そうなったら、資格確認できない患者さんは断るしかない。

国保高齢者電話で何とかできそうだけどね。

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