2022-10-23

私は30代前半で結婚した。平均から見ればやや遅い方なのだろうが、20代結婚しなくて良かったと思っている。

20代でも結婚を前提に同棲したことがあったが、当時の彼氏モラハラ性格に嫌気がさして数ヶ月で同棲を解消して別れた。

その前もその後も、似たようなモラハラ気質な男を選んでは別れてが複数回あった。

付き合う前はモラハラ気質は分からないのだが、かつての私の好みのタイプが、自分に自信がありその場の流れを作り、私にもぐいぐいアプローチしてくる男だったので、結果的彼女に対しても自分を押し通す奴を引き当てる確率が高かったのだろう。

私は好きなタイプの人とは長くうまくやっていけないのだ、と気づいたのは20代が終わる頃だった。

収入に関しても、20代就職した時には、自分が稼ぎ続けていく自信も覚悟もなかったので、夫になる人は高収入ではなくても大企業で安定していてほしいと思っていた。時代もあったが、子供が産まれたら専業主婦になるのもいいなという考えもあった。

何より、私の母親専業主婦パートもせず、家事を全て引き受け、私に時間をかけて勉強を教え、料理手芸も手を抜かない人だったので、そこまでではなくても家庭8:仕事2くらいの将来を予想していたのだ。

しかし働いてみたら意外と仕事が楽しく、営業成績も良くてそれなりに稼げたので、30代になるころには夫になる人には私が働き稼ぎ続けることを前提に一緒に頑張ってくれる人がいいという考えに変わっていた。

就職して7〜8年たってみないと仕事に対する取り組み方は確立しない。異動も転職もあるし。

65歳まで働くとしたら、そしてある程度働くのに向いていると思うのなら、20代自分キャリア方向性を固定しないほうがよい。女が働き続けるにあたって結婚相手がどのようなタイプはかなり重要だ。

結論として20代で一生を左右する相手を決定するのは、私には無理だった。

もちろん20代の早い段階で自己分析キャリアプランも固まっており、その先変わらない人もいるのだろうし、変わったとしても結婚相手が合わせてくれるタイプであれば良いのだろうが、

結婚当時はこんなはずじゃなかった、を自分相手も味わわないためにもトライエラーを繰り返した末によく考えてから結論を出すのが正解な人も多いだろう。

相手を選ぶ視点大事だし、それ以上に自分理解することは重要だし、そこに時間がかかる人もいるのだ。

晩婚化はなるべくしてなった流れだろうし、きっと派生して不妊治療技術美容医療ますます発展していくのだろう。

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