2021-04-13

ウマ娘ゲームから、古い友人を思い出した話

作業の合間に、会社若者からウマ娘ゲーム知ってます」と話を振られた。

知ってはいるが、プレイした事はない。

正直育成ゲームとか好きではないので、やっても15分で投げ出す自信があった。

それでも、部下的立場若者を無下には出来ないので、何となく話を合わせることにした。

競馬知識はあるし、競走馬もGⅠを走る様な馬なら大体覚えてる。

そうして、この娘がトウカイテイオーで、こっちがメジロマックイーンですなどなど説明される。

で、育成対象キャラじゃない馬にはあまり有名じゃ無い馬も居るんですよて、何か強化カードみたいな扱いのウマ娘の中にツインターボが居た。

そして、話は本題に入る。ツインターボて馬の事を思い出すと、ある日の記憶が一気に蘇ってきた。

その日は1994年12月25日世間様はクリスマスだというのに自分たちは無様に都内の溜まり場にしていた友人宅に集まりコミケの準備をしていた。

そこへ、そいつもやって来た。

誰と直接の友人だったかは覚えてないが、ちょくちょく集まりに顔を出す男で、司法浪人生だったので当時の自分よりはかなり年上だ。

日がな一日をパチンコや平場の競馬場で過す様な男で、週末は馬券売り場か競馬場に行くので代理購入の注文を取りに溜まり場にやって来たりしていた。

そんなこんなで、作業をしつつテレビ有馬記念の中継を観ていた。

「どうせナリタブライアンで決まりでしょ」そう言ったには誰だったか自分だったかもしれない。

パッとした対抗馬もおらず、その強さから誰もナリタブライアン勝利を疑っていなかった。

そんな会話の中で、そいつは「でも俺は、ツインターボ単勝で10000円買ったよ」とポツリと言った。

ギャンブル生活費を回してるそいつにしては、完全に捨て銭であるツインターボ単勝買いは意外すぎて思わず何故かと尋ねた。

ツインターボて馬は、好きで逃げるんじゃないんだ。あいつは人も馬も嫌いで、もしかしたら自分自身の事も嫌いなのかもしれない。だから、ただ逃げることしかできない、何もかも置き去りにして逃げ切った先にも、きっと逃げたい事しかないんじゃないかな。そう思うとなんだか俺に似てるなとおもってさ」半笑いそいつはそう答えた(一言一句正確では無いが、そんな内容だった)。

多分、当時の自分は、何言ってんだコイツと思っただろう、いま思い出しても何言ってんだと思うから

そうして、レースが始まりツインターボは勢いよく逃げ、そして4コーナ出口で馬群に沈み後退し続け何位に入ったかもわからなくなり。勝ったナリタブライアンけが讃えられていた。

それから、年が明けて夏が来る前にそいつは姿を現さなくなり、11月過ぎに自殺したと知ったのは有馬記念の直前だった。

1995年有馬は、マヤノトップガンが逃げ切って勝った。

あいつがツインターボに似ていたのかどうかわからない。

ただ、後から見たアニメツインターボは、バカで前向きで明るかった。

身バレしてもなんら影響は無いですが、この日記の内容は虚実入り交じっています

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