2021-03-27

「なぜ会社新人は"下積み"をするのか?」を理解しないのは損である

新人は下積みから」やら「石の上にも三年」やらと色々と新人がつまらない雑務をしたりすることへ色々な言い回し格言があるけれど、新人はこれらの言葉を一旦忘れるべきだ。
もちろん様々な言い回し格言には過去世代の積み重ねがあって示唆に富むものではあるのだけれど、ぶっちゃけお前ら新人がこれを真の意味理解するには人生経験が足りなすぎる。
少なくとも「いま会話している相手の背後にはそれまでの人生経験がある」ことを畏敬の念をもって想像できるレベルにまで至らないと示唆理解することは難しいだろう。なぜなら格言言い回し他人過去経験からまれいるからだ。お前ら新人には言い回し格言理解する過去が足りないのだ。
物理的に生きてる年数が短く過去が少ないのだから理解することを諦め一旦小難しい言葉は全て忘れてしまえ。これは物理的な問題であって仕方ないこと。

そもそもアレだ、この"下積み"とかっていう言葉選択が物凄く悪い。これでは勘違いが生まれしまう。どういう勘違いかと言えば「会社(上司や先輩などを含む)は新人を成長させるために下積みを経験させてくれている」という勘違いだ。

ハッキリ言うぞ?会社は金払ってるのだからそんなわけねぇだろ。

即戦力に使える新人のほうが会社上司も先輩も喜ぶのは間違いないんだ。使える新人のほうが上司や先輩は他の仕事へ集中できるのだから新人を受け入れる職場が一番最初気にしているのは新人が使えるのか使えないかだ
新人がより成長する素地があるかないかなんて使えるか使えないか判断したあと考えること。成長する素地をまず最初判断して欲しいなら学生に戻れば良い。新人新人が求められることへ応えなければならないんだ。
さて、ここまで長々と陰鬱になりそうなことを語ったが新人へ対して「新人が求められること」とは何か?を書かなければならないだろう。

それは「上司や先輩が雑務に追われてより重要仕事を処理する時間が消費してしまうのを防ぐこと」である

人生の諸先輩方は思い出して欲しい。これまでの「使えると感じた新人」のことを。その新人雑務に関して覚えが速くミスが少なく安心して任せられたはずだ。下らなく面倒な日々の雑務をこなしてくれる新人例外くそ職場で使える新人として記憶されているだろう。
"下積み"などという言葉新人が求められている本来の期待を霞ませてしまうので使うべきではないのではなかろうか。

新人が務めるべきは「職場時間節約である

からこそアナタ職場では簡単でそこまで重要ではない雑務をまず与えるのではないか?その雑務の中で職場いろは経験させていくのではないか
新人は知るべき。君が与えられたその雑務を処理することで職場時間節約され上司や先輩の仕事量は減って君は凄く役立っていることを。雑務に役立つことこそ先ず君が気付くべき評価基準であり仕事をこなしているという実感なのだ
から考えろ、どう動けば上司や先輩の時間節約できるのかを、何を知れば上司や先輩の時間節約できるのかを、どこまで成長すれば上司や先輩の時間節約できるのかを。

君たちがすべき"下積み"とは「職場時間節約なのだ

  • 先輩の時間を節約させるには先輩が何をしているかを見て理解しないといけない それを効率化させる方法を考えると自ずとその仕事も理解されるし、 自分ならどうする、というイメージ...

  • あーなるほど新人に求められるのは職場の時間の節約って言い回しは新人に求められてることを良く言語化出来ていると思う。

  • ほんとコレ コレ気付けていたら1社目も上手くいってたんだろうなぁ 気付くの2社目で遅かった

  • そうだったのか…今まで3年もあったのにこれに気づけなかった…

  • めっちゃわかりやすい そうか時間が節約出来るように動くのか

  • マジで新人のときに知りたかったんだが

  • アンタなまえ黒井さん、ていうんだろ?

  • ちょっと前にTwitterでバズったやつ並に有用と言えるくらいには良エントリ ていうかTwitterでバズったやつも内容の大枠としては【時間の上手い使い方】なのよな 勘の良いやつは時間の...

  • いや、新人に時間を節約させるんじゃなくて、システムに時間を節約させろよ 根本的な視座がずれててお話にならんわ だから経済でどんどん置いていかれるんだわ

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