2021-01-15

見せ方と見せる場所

テレビ吉本興業理系敏腕社員として紹介されていた人物が、タレントスケジュール管理エクセル使用することを絶賛されていた

・街歩きのテレビ番組や雑誌で、年季のある手書きメニュー表や所々剥がれているような古いカウンターが好感をもって紹介されている

こういう例から見えてくるものがある。

頑張ってるけどくすぶってる人の大半は、見せ方か見せる場所かその両方を間違ってるケースが多い。

見せる場所は年齢とともにそう頻繁に移動できなくなる。

から一番工夫のやりがいがあるのは見せ方。

オタサーの姫という言葉がある。

オタク気質男の子が多いグループに同じ趣味女の子がポツンと加入するとお姫様のように大切にされるという現象のことだ。

ここまで極端ではなくても、こういう視点は大切にするべきだ。

例えばものすごいキレイ写真たっぷり編集されたメニュー表がどこにでもあるチェーン店っぽく見えてしまうのは感覚として分かるはず。

でもそこには破った大学ノートに書かれた手書きメニューよりかは遥かに労力がかかっているのは確かだ。

その労力が本当にその成果に見合っているかと振り返る癖を持つ事。

努力を怠るなと言ってるんじゃないよ。

営業マンであるなら、同じ営業マンライバルではない。

そこで競って足を引っ張り合っても上には上がいて10の成果を手に入れるのに50とか60の労力を求められる。

同業は戦友・仲間だ。

伸ばしたいスキルが有るならスキルを盗み・盗ますために仲間や自分がいる。

そこは見せる場所でも見せ方を工夫する場所でもない。

スキルを磨くことは絶対に大切だけど、スキルを見せる場所とその見せ方をよく考えろという事。

北海道飲食店四国漁港で取れた鮮魚取り扱いませんか?って営業かけるバカはいないでしょ?

でも「俺はこんなにエクセルを高度に使いこなしているのに何故評価されないんだ!あいつはあの程度で評価されてずるい!」ってバカはたくさんいる。

今ある場所で咲くでも、誰かを蹴落とすでもなく、とにかく見せ方を考えよう。

大喜利M-1と一緒。

誰でも・いつでも、光るものが遠くまで届くチャンスは必ずある。

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