今週末に市長選があり、テレワーク中に選挙カーがときどき自宅の近くも通る。
正直うるさいが、公職選挙法で「候補者の名前は自動車から連呼すべし」と決まっているので根本原因は彼らではなく、仕方がない。
現職新人の2候補はいずれもホームページ、ブログ、SNSの類はやっていないようでぐぐっても全くヒットしない。
2人とも「ネット上には自分に投票してくれる人はいない」と信じているのだろう。
現職を支持する市議は公示日に一斉にブログを更新した。Twitterにも選挙活動に関する色々な情報が毎日のように書き込まれている。
一方、新人を支持する(と思われる)市議は市長選に対してネット上では何も反応していていない。
実は前回の市議選のときに当選した全議員のブログとSNSアカウントを調べてフォローしている。
それで野党系の市議が以前からネット上ではほとんど活動していないことは知っていた。
市議会の勢力は与野党が拮抗しており、野党系市議が数合わせのお飾りな存在という訳ではないはずである。
そもそもホームページもブログもSNSアカも持っていない市議が複数いる。これについては与党も野党も同じ。
しかし野党系市議はブログを持っていても「当選しました」の報告から全く更新されていなかったりする。TwitterのTLは党本部や国会議員のリツイートがずらりと並んでいる。これでは市議会で何が起こっていて、その中でこの市議がどういう活動をしたのか全くわからない。
ブログを持っている与党系市議の中には予算の細かい数字や問題点などを細かく書いいる人もいる。そんなことをする野党系市議は一人もいない。そもそも更新してないのだから書ける筈がない。
きっと党内の序列が大事で、組織票の外にいる有権者へのアピールなど興味がないのだろうと思う。
選挙公報を読むまでもない。