2020-09-05

だめなYouTuberを見ていると、できてる人の分析になる

喋りだけ系

有名人でもたまにいるこのタイプ。話が面白ければラジオとして使えるが、放送大学じゃないんだから

ホストとしてだめな人

Youtubeでは先輩なんでちょっと指導します、とか言う割に後輩より下手だった某氏。なによりまずいのは編集への指示もきっちりできていない点。NGシーンはテロップさえ入れたらダメダメ企画としてゆるい笑いをとれるのに、NGカットで「できませんでしたので(正式カットを流します)」とだけ説明する。動画なのだからどうできなかったのかわかってもらわなければならない。人は動画を見ながらイメージを働かすことはできない。口頭だけでは伝わらない。

余談だけど、この人に限っては人の会話に意図しないかぶせを何度も入れるなど、正直デリカシーのなさとタイミングの悪さ、鈍さも良くなかった。

テンポの悪い編集

次回また、という直前で「あ、ちょっとまってください」というホスト。これも最悪だけど、テンポが崩れたまま長回しエンディングにふさわしくない話を入れ、それをNGなしで採用してしま編集もひどい。「ちょっと待って下さい」の時点でテロップツッコミを入れるくらいの気の利かせ方がほしい。おかげでゲストのぷらーんと両手をぶら下げたまま居心地悪そうにしている絵がそのまま映っている。ツッコミ不在の中これはきつい。見ている側も笑うべきか突っ込むべきか、しらけるべきかという判断に困る映像になってしまっている。動画感情誘導技術なので、恣意的に笑わせ恣意的に悲しませ、恣意的に怒らせなければダメだ。少なくとも売れてるバラエティYoutuberはみなこの基本ができてる。

会話の引き出しが少ない

何かとゲストに「すごいですね」を連発。これだけで顔芸が成立する人はいいけど、某氏場合どう考えても隙間潰しでしょう。言うことをノートしておくだけでも番組の成立度が変わるのに、それもやってない様子。何もせずに喋る人はもともと話術に長けてるか、愛される天然系くらいなもの

ゲストが来ることがわかってるのだからインタビュアーになるくらいの気持ちリサーチまくるのはごくごく普通。売れてる芸人はこういう事きっちりやってます

動画にヤマがない

これが一番最悪。まず何を見せたいのかよくわからないので、クリック/タップする気が起きない。終盤に「検証動画でした」と言われてもそうですか、という感想しか出てこない。最後感想はヤマがあって始めて落ちとして機能する。動画起承転結必要ないが、ヤマとタニはないと流石にダレる。途中で切られる要因にもなるし、下手をすれば登録解除の憂き目にも合う。

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