2020-05-29

行動変容の摂理

“増税でなく景気回復による税収増を” 麻生副総理兼財務相 | NHKニュース

西欧システムしろ自然環境しろ

かに自分適応させるのは得意でも

自然もつ理不尽さ、体制の不合理さに抵抗して

新しい世界提案し、システムを構想するのは苦手。

ここに、この社会の特徴がある。

西欧社会は、なにがなんでも特定ウイルスターゲットにしたワクチン開発だという発想。

本庶先生がこないだNHKBSのテレビで討論していたときに、

ああ、ものすごい日本人的な発想だと思うような発言をしてなるほど~と思ったのは

根本的な抵抗力をつけていく、そういうワクチンの考え方もありうると。

討論会では一蹴されて誰からフィードバックがなかったけれどね。

東京都ファックス感染者数カウント間違うとか、

オンライン申請、結局中の人が手作業なので、挫折とか

日本はICT20年遅れているのを痛感する日々だったが、

根底にあるのは、不条理発見して対処方法を考えようとする姿勢が欠けているんだと思う。

カミュ小説ペストで描かれる、あの圧倒的な【不合理に抵抗する我々】の感覚。ああいうのは日本には全然ない。

日本ロックダウンに踏み切れないのは、法制度だけの問題じゃなくて、

そもそも抵抗する気がないという動機づけが大きい。

自然災害とも疫病とも摂理として付き合ってゆくしかないというところで落ち着く。我慢強さもそこからまれる。

疫病とハザード、似た言葉でも全然違うんだろう。

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