先月にアイルランドから帰ってきたんだけども、アイルランドと日本とでコロナ対策の温度差が違って戸惑う。
アイルランドだとコロナ患者数が100人程度になった初期時点で以下のような対策がされていた。
どの店でも大体こういう対応だから、行政が指示してるんだろうと思う。
だから日本に帰ってきた時は周りの人の警戒心の無さが少し怖かった。ほとんどの人が距離を開けることを意識していなくて、行列とかで近くに寄ってくるからこっちから避けないといけない。海外帰りの人が多い空港内のお店であっても、レジで店員さんが買い物袋の取手をわざわざ手で広げて渡してくれるけど、それをされると受け取る時に手が当たりそうで困った。
日本での対策は学校が休校になったり各種イベントが自粛を要請されたりはあるけど、アイルランドでやっているようなお店などへの指示とかは見かけないなと。この対策自体の効果はわからないけど、こういう部分でコロナへの緊張感が維持されているように思うので日本でもやった方がいいんじゃないかと思うんだけど。
あと、空港での検閲では単にサーモグラフィーでの体温検査があっただけ。外務省からの渡航者へのメールで、帰国後には公共交通機関を使えないのと14日間の自宅隔離が必要とは聞いていたけど、それらについての説明は何もなし。自主的にこれらの指示には従っておいたけど、説明が無いのは流石に変だなと。後から思い返すと、人の流れに沿って検疫のところを通ったけど、そこで別のルートが用意されていたような気もする。でも、そこでの指示がわかりやすくなっていないし、明確に確認もされずに通過できる時点で検疫としてダメなんじゃないかと...私みたいに知らずに通り過ぎた人は多そうな気がする。それを思うとコロナ感染者が国内で広まったのも、そりゃそうだろうなと...