香川県のネット・ゲーム依存症対策条例をどれだけ拡大解釈してひどい未来を予想できるか大喜利が流行っていてうんざりする。
強制力がない条例を家庭やゲーム会社・通信事業者が無視したり適当にあしらって終わるのが一番平和なのに、なんで「コスト的にゲーム会社が香川県からの接続を断らなきゃいけなくなる」とか「電気通信事業者が通信の秘密を侵害して通信内容を監視する必要があるけど、通信の秘密上無理なので香川県での業務ができなくなる」みたいなネタが流行るのか。
みたいな謎想定になぜみんな突っ込まないんだ。
例えば、県からゲーム会社に強制的な時間制限の組み込めを求められたら(求めないだろうけど)、「香川県さんの条例では、ゲームの時間制限は家庭内のルールで決めることで、しかも最終的に成立した条例では60分/90分というのは『目安』じゃないですか。ゲームの時間制限は家庭でやってくださいよ」といって断ったら終わりじゃん。
通信事業者は通信の秘密を侵害するような要求を受けたら(求められないだろうけど)、「通信の秘密を侵すような要請には応じられません。条例に基づいた要求といっても、電気通信事業法と憲法の方が上位なんで、従うことはできません。もちろん香川県での業務は通常通り続けます」って断ったら終わりじゃん。
家庭でも、条例ではルール作りすることになっているけど、「めんどくさいから無視」すれば終わり。あるいは「うちで買い与えているゲームはどれもゲーム依存につながるようなものじゃないから、時間制限はしない」でもいいよ。これまで子供がゲームやりすぎていると思っていたけどルール作りに及び腰になっていた親が条例きっかけにして時間制限決めようとしてくるみたいのはあるかもしれないけど、それは親とのコミュニケーションとの問題だから、まあ、がんばれ。
せいぜいうどんジョークにしておくべきだよな 何をマジになってんだアレらは
オタクは陰謀論とディストピアが好きだから 何に対してもすぐ陰謀論的ディストピアを思い描いてしまう フィクションの悪影響だろうね
県民でなければ、モデルケースだと思って成り行き観察していよう。 もし意味がなかったらほれ見たことか!ってバッシング浴びせれば良い。
ブコメ反応: ffrog 県民がこの大喜利をどう眺めてるのかは気になってる 条例についての朝日新聞の世論調査で四国だけ賛否が割れた(他は反対が多かった)のは、もともとゲームに...