「これがプロの厳しい世界である。芸能とはこういうものである。文句を垂れる人間は努力をしてこなかった、あるいはしたくない言い訳をしているのである。……というご意見はありがたく賜りたい。しかし、まるで大量生産の既製品を使い捨てるように、次から次へと若い能力を求めては乗り換える……これは搾取ではないだろうか。タレントだけでなく、作品の数も非常に多くなり消費サイクルが速い現代。わたしの大好きな『ポピーザぱフォーマー』の増田監督は、製作過多状態かつ質の低下を憂いつつ、作り手へのリスペクトや利益配分を疑問視している。この問題についてはもっと踏み込んで考える余地があるのではないだろうか。」
ここの部分に出てくる「まるで大量生産の既製品を使い捨てるように、次から次へと若い能力を求めては乗り換える……これは搾取ではないだろうか。」については個人的にはもうそろそろ声優事務所や一部のレコード会社のやり口は(全員食べて行ける様にしろとは言いませんが)人間を育てる方向に舵を切るべきだと思っています。
だってなりたい職業ランキング上位とかって言われている今は良いでしょう、好きなだけ捨て駒だの集金箱だのって出来るだろう、でもコンビニやファーストフード店や格安居酒屋とか固定回線や携帯問わず通信業界の実情とか現状を見れば人や組織の使い捨てなんてやがて限界が来るのは明白。
要するに事務所とかレコード会社とか一部の勝ち組声優しか儲けられない実情と現状が知れ渡って誰もやりたくない職業、泣いて土下座しても人が集まらない職業になった時にどうするんだろうねって事。
そしてそういう時代が来た時にこちらの推しは業界で生き残れるのだろうかっていう不安。曲がりなりにも今期のプリキュアに出ている人もいますがそれでも…