私はスキが多く、人に付入られやすい性格だと自分がいちばん分かっている。
ただそれを、自分が「演じている」、「まだ御せる」と思ってしまったのが今回の敗因にいちばん近い。
気がつけば私に付け行ってきた奴らに聞きだされた情報が勝手に立ち歩き始め、尾が付きヒレがついて私は孤立してしまった。
いや、孤立したと感じた時点で負けへの道をひた走っていた。
強くあろうと決めた自分の心に背を向け、守りに入ったところですでに勝負が終わっていた。
ぎたぎたにしてやれば良かったのに。
失うものなど何もなく、人間関係は勝手に雑草みたく生えてくるものだと信じていた強さが私にはもう無かった。
ぎたぎたにしてやれば良かったのに。
孤立したことがこれほど心に痛みを与えるのなら、私はもっと早い段階で誰かに助けを求めるべきだったし、
それでも今も「じゃあ誰が助けてくれるっていうんだよ?」という猜疑が消えない。
実際。ただの内輪もめだよ、そこに猜疑なんて表現を使うのもおこがましいけれど。
ただコトがデカくなりすぎて私の手には負えなくなってしまった。
喧嘩を売ったのは確かに自分だったんだけど、見境がなさすぎた。
今になればもう少し受け流して耐えるべきだったのに、私の辞書には「耐える」項目が無い。いつだってすぐ逃げるし、目をそらす。それでも瞬間的に逃げてる自分がイヤで、目をそらしている自分がイヤで立ち向かってしまう。それがいけない。
逃げるなら時速150キロぐらいで逃げ続ければいいし、受け流す方法もそろそろ学んだほうが良いと、わかっては居るんだけどねぇ。
なんか人間性を否定してくる女とは全くうまくいかない。アドバイスおじさん、おしゃべりクソ女、井戸端会議。
黙って仕事しとけ、ボケが…お前らにそれぞれ悩みがあるように私にも深い闇があるんだよ。障害者は免罪符ではないが障害者の気持ちが誰にわかる?
夜の明かりのない雨の高速道路をひたすらかっ飛ばしてるような気持ちで3ヶ月ぐらい過ごした。障害物やカーブに気をつけて運転するだで精一杯だった。
だったのになあ。
あの女、終生忘れることはないだろう。
「私は悪くないし何も知りませーん!」そういう最終奥義みたいな自己防衛が出来る態度、どっから出てくるの?
愛されて育つと自己肯定感が爆発するの?承認欲求とのカクテルで須らくメンヘラになるの?
メンヘラは社会に出てこないで欲しい。褒めるためにもリソースがいるし。
正直わかりません。
「誰かは見ててくれると思うよ」
はい。