自分は割と女遊びが激しいほうで、友達にもそういう人間が多いのだけど、昨今のMeTooに象徴されるセクハラや性犯罪への厳しい世間の風潮にはかなりビビってる。
今や一部の界隈では「嫌よ嫌よも好きのうち」なんていう感情自体が存在しないことにされかけてるわけだが、ナンパをしてその日のうちに行きずりで肉体関係を持つ、という行為を過去に何度も繰り返してきた経験からすると、「嫌よ嫌よ」からスタートするのが大前提となる。
そして会話やスキンシップを取って少しずつ相手と距離を詰めていく中で、結果として肉体関係を持つ場合もあれば、そこまでには至らずに終わる場合もある。
で、肉体関係まで至る場合に、100%女性がセックスに同意してるかどうかなんて、女性本人にだって分かっていない場合がある。
相手の理性を崩さなければ出会ったその日にセックスするなんていう事故は起こらないわけで、あの手この手で女性をその気にさせて、気付いたらセックスしてた、っていう状態に持っていくことを試みる。
その手段として泥酔するまで酒を飲ませる、という行為が卑劣であることに異論は無いが、酒に限らず行きずりの肉体関係が成立する時には少なからず「普通ではない意識の状態」になっているケースが多い。理屈ではstopをかけているが、感情はgoサインを出している状態。
この時に「言葉で同意を取れば問題無い」なんてのは「冷静ではない状態でハンコを押させる」のと同じ意味にしかならない。
その時は良いと思っていても後から後悔する場合だって多々あるだろうし、後から「あれは不本意だった」と言われてしまったら終わりである。
という感じで過去を振り返ってみると、あれがレイプではないとは言い切れない経験がいくつか思い浮かぶ。
それが法的にレイプかどうかは置いておいて、そう思わせてしまうこと自体が本質的に良くないことであると思うようにはなったが、女性に後悔させないように"遊ぶ"には経験やら人間的な熟成やらが必要で、それでも完全にはコントロール出来るわけでも無く、そうなると世間から"女遊び"と解釈され得る関係はすべからく一掃されなくてはいけないのかもしれない。
なんかよくわからない文章なのかもしれない。