いやだってお前、わからないんじゃなくて拒否してるだけって自分で言ってる
「こんな風に、皆がそう思っていることが、僕にはそう思えず、常識についていけないことがよくある。」
皆はそう思っている、というデータを提示されてもそれをストックする習慣がない
あと「何も考えずに常識通りに行動できる」という言いぶりに滲む見下しは、この先足を引っ張るなと思った。
お前みたいなやつほど大事にしなければいけない概念が「みんな そんなに バカじゃない」と「みんな けっこう 考えてる」だ。
「常識の箱」と「自分の意見の箱」をもっていて、おそらくお前よりも中身がたっぷりはいっていて
この場面ではどっちを使えばどうなるか、という結果もそこそこの回数試している。
(なんでそういえるかと言うと、相手の口の堅さや価値観を信用しあい、腹を割って話せるようになると
会話に後者の自分の意見の割合がどんどん増えるからだ。それをお前が経験で知る機会がないってい事はつまり、…と心配してる)
実際スポーツマンの友人とそうじゃない友人がどちらもちゃんと数がいて、おおまかな傾向を肌身で知っているから、サッカー選手は…と言うんだよ。
もちろんそんな傾向も国や時代でかんたんに変わる。
じゃあここではどうするかというのをみんな「常識」のほうから取り出して
「2019年の新卒採用において、」という条件を足して考えだす。
つまり日本の、自分の世代の経験できる範囲で答えていいことだって判断を最初に済ます。
お前はきっとそこで「国や時代でかんたんに変わるじゃん」から動けないんだよねえ…。
というように
お前は常識の箱に入れるべきものを価値がないって捨ててきたから中二なんて言われてしまうんだよ。
中二の特徴がそれだから。
自分の意見の価値を高めたくて、雑で楽な方法として、常識を価値を下げようとするんだよな。
「常識」と「自分の意見」をどっちも持っているけれど最後の最後に後者が捨てられないタイプなので覚えておいて。
ガリレオが天才なのは「常識(先人の知恵・知識)」を同時代のだれよりも叩き込んだ上で「自分の意見」を最後まで持ち続けたから。
ピカソが天才なのも「常識(その時代のセオリーの絵画)」を14歳でその道50年の人間より上回った上で「自分の描きたいもの」につきすすんだから。
前者を大切にする人を「何も考えず」という自分のほうが、実はそう思われてるかも、くらいの発想を、20になる前に持てたら、まだ希望はあると思う。