起業しない場合のフリーランスは、昔は50とかくらいまでの人もたくさんいたんだが、今はもうほとんどいなくなっている
理由としては、IT技術のありえない速度の発達が関係している、ということは意外と知られていないと思う。
ご存じの通り、フリーランスは、スキルアップもほぼすべて自分の金でしなければいけないわけだが、トレンドな技術というのは2000年代前半くらいまでは個人の研究レベルやエンジニア同士の勉強会レベルでも先行出来てしまえるということが多くて、それによって多くのフリーランスが荒稼ぎしていたというのが実態。
しかし、今のトレンド技術を見ればわかるが、中流階級出身の俺たちの人生100回分くらいの金をかけて開発されたようなものが多くて、個人のPCの中でどうこうできるようなレベルのものではないものさえ出てきているということ
そして、AWSを見ればわかるように、どんどんと新しいサービスが出すぎていて、個人の勉強や独習レベル、草の根勉強会のレベルではもはや物理的に追いつけないくらいになってしまっているという事情がある。
企業がやってるセミナー受ければいいんだが、経費で落とせる企業勤めと違い、フリーランスは自腹なので、いちいちやっていたら借金漬けかキャッシュフローがパンクして破産してしまう。
結果、フリーランスが仕事を継続的に売り込むためには、技術ではもうどうしようもないので、単価の安さで泥仕合に入っていってしまわざるをえなくなる。
それでも、20代くらいまでなら、結構同年代の中では割良く稼げるが、30過ぎると一気に逆転されていってしまうし、結局年食ったらマネジメントか営業にスキルセットを合わせないと食っていけなくなるから、フリーランスはみんな30くらいで引退するというか企業勤めに戻ってしまう、物凄い技術力やアイディアを持ってる人間は、起業をしてフリーランスからは引退してしまう。という風になる。
言っちゃ悪いが、もうこの国で元手ゼロでも始められそうな商売って、もう犯〇稼業くらいしかなくなってるんじゃないかな?って思うときがある
パソコンやインターネットが必要なITエンジニアを元手ゼロと言えるならユーチューバーも元手ゼロやろ