2018-10-14

白黒

から白黒決めつけるのが苦手だった。

これは嫌い。

あれは好き。

この食べ物が嫌い。

この食べ物が好き。

の子が嫌い。

の子は好き。

そうやってはっきり決めつける子を見ると、すごいなと思うと同時にもったいないと思ってた。

嫌いと決めつけてしまうと、その物事の一切を遮断してしまって、その物事可能性を見れなくしてしまうと思ったから。

から私は可能性を信じて、嫌い、と決めつけることなく生きてきた。

なんとなく嫌な人でも、ちょっと苦手だなと思うくらいで嫌いとまでは断じなかった。

そうやって生きてきたからか、曖昧人間になってしまった。

自分感情というものふわふわしてて、鈍感な人間

深く物事を考えない。

良くない。自分でもよく分かってる。

激しい感情を持っていなくて、色彩で言うなら淡い色しか持っていない。

原色のような激しい感情がない。

いや、あるはあるけど、それに蓋をしてしまってる。

激しい感情を持つことを自分自分に禁じてしまってる。

理由は、たぶん、昔の自分が激しい子供だったから。

我儘で自分中心。

思い通りにならないと喚き散らす子供だった。

本当に嫌な子。

だけど優しいおばあちゃんが亡くなってからわたし自分のことばかりで、全くおばあちゃんのことを気に掛けていなかったことに気付いた。

困らせてばかりいた。

本当に嫌な子。

それからだと思う。

周りをよく見て、激しい感情を抑えるようになったのは。

優しい子だとよく言われるようになった。

でも親しい子には、冷たいね、と言われた。

鈍感になってしまたから、盲目的になってまた肝心なことに気付かなかった。

結局、自分はどれだけ足掻いても、自分中心なのだ

優しい子を装っても、根は自分のことしか考えてない。

三つ子の魂百まで。

こんな卑しい自分と付き合っていかなければいけない。

ひたすら理想人間になれるように、フリをするけれど結局どこかで粗が出る。

純粋な優しさを持ってる、打算も何もなくても人から好かれる子が羨ましい。

鮮やかな感情を持つ子が美しく見える。

自分感情をしっかり持ち、大地に根を張っている。

そんな生き様が眩しい。

白黒決めつけなかった自分は、自分灰色世界をしてしまったんだろうか。

そういえば、シンデレラって灰かぶりって意味だっけ。

わたしもいつしか感情を曝け出して好きになれる人が現れるのかな。

今まで燃え上がるほどの好きと言う感情すら持つことがなかった。

友達恋愛で泣いているのを見ても、私にはその感情100%理解できることはなかった。

何人かと付き合っても、泣いて別れるなんてことはなく、あっさりとしたものばかりだったから。

物語で見る激しい感情に憧れる。

わたしに降り積もる灰を全部燃やし尽くしてくれる人がいつか現れないかと思うほどには、わたし少女ちっくな部分はある。

灰は燃えない。

でも高熱処理をし続ければ鉄のように気化する。

だけどそんないるかも分からない王子様を待ってたってしょうがない。

そういうのは性に合わない。

自分自分を変えなければいけない時なのかもしれない。潮時とも言うかな。

都合の良い〝良い子〟はそろそろおさらばだ。

あなた自分感情をただ封じ込めて良い子を演じてるだけの人形

良いと思われる子の言動コピーしているだけ。

うそろそろヒビも割れてきてガタがきて、チグハグだ。

それじゃ、生きていけない。

生きるために、我儘で嫌な子をそろそろ人形の中から出してあげないと。

今なら制御出来るだろうから

大人になったらね、あなた必要になってしまったんだよね。

  • 意味わかんねーポエムやなぁ。 そんなこと忘れてわいとグーニーズ観ようや

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