2018-08-25

漏らして真顔で帰宅した

思えば、先週から予兆はあった。

朝は腹痛で目が覚め、会社に行くとトイレにしばらく籠らないと席に戻れない。

元来、それほどお腹が強い方ではないが1日に行くトイレの回数が明らかに増えトイレに籠ると決まってしばらくの時間を過ごす羽目になった。

とはいえ、金曜の飲み会も大過なく過ごせたし今日彼女と行く焼肉も一抹の不安を抱きつつ、まだ熟成焼肉への期待感が上回っていたのもまた事実だった。

そんな今日

焼肉は、美味しかった。熟成焼肉と名乗り席も満席なだけあり質量ともに申し分なく彼女ともまた来たいね、なんて言ってたもんだ。肉のみならず、飲み放題メニューには複数ビール富士山ハイボールなど自分好みの飲み物があり5から6杯程度飲み、その勢いを駆る形で2軒目にカラオケへと移動した。

彼女自分も歌は苦手ではなく、back numberRADを歌い順調な時を過ごしていた。ハイボールカラオケに移りジムビームになっていたが、何の問題もないように見えた。

そして、用を足そうと2つ上のフロアトイレに移動しトイレに向かったとき事件が起きた。屁だと思い力を少し入れた実が噴出したのである。それほどの量ではなかったものの、パンツを汚すには十分であり一部貫通しズボンにも届いていた。

もちろん、手をこまねいていたわけではなくすぐさまパンツズボンを分離し実の除去にかかった。まだ完全な液体でなかったことが幸いし、パンツズボンからの除去と拭き取りには成功し外見からは何もないように見えるもの匂い不安自分の中での気持ち悪さは拭いきれない。悪戦苦闘し、トイレで過ごす時間10分に渡った。

当然、彼女心配しないはずもない。LINEが鳴るが、真実を伝えるわけにはいかない。さら問題なことに、今日彼女を家に泊めるわけにはいかなくなった。

動揺を悟られぬよう、カラオケの部屋に戻り彼女に腹痛を訴え帰ろうと伝えた。ただ、動揺からか伝え方が悪く彼女に怒っているように伝わってしまった。彼女には何も怒っていない、怒りの矛先は自分の後ろにあるとはいえずともかく体調が悪い帰ろうそして今日は泊まりは中止だと伝えた。

はてさて、なんとか途中で彼女を撒いて帰ってきた。彼女にはLINEで平謝りだが、漏らした形跡を悟られず処理することを考えれば謝罪なぞ安いものである

しかし、まさか自分がこうなるとは思わなかった。はてなーの苦労を鼻で笑ってきた自分を罵りたい気持ちでいっぱいである。

若かりし自分でないことを噛み締め、腹の調子が悪い時に調子に乗らないことを肝に銘じ洗濯機を回しシャワーを浴びて寝ることにしよう。もっとも、家のトイレからかれこれ20分離れられてないのだが…。

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