アニメを1年に1つ2つくらい観るかな程度の軽度のオタクになり、10年ほどそういう世界からほぼ離れていたのに急にとある男性声優さんを好きになってしまった。
きっかけはたまたまその人が出演している作品のライブ映像を見かけたことだった。
最初は「へぇーかわいいキャラはやっぱりかわいい雰囲気の人が声あててるんだな」程度だったのに、なんとなく調べていたらうっかり好きになってしまっていた。
ただ好き程度ならいいだろう。
しかし違う。
ありとあらゆる情報をチェックし、毎日必ずCDなりDVDなりで声を聴き、果てにはスマホのホーム画面をこっそりその声優さんにするレベルである。(仕事終わりの疲れた時に見るととても癒される)
まず当たり前だけど声が好きだ。かわいいキャラを演じてる時もちょっと大人っぽいキャラを演じてる時もとても良い。
キャラを壊さずにキャラクターソングを歌ってる時の歌声、ラジオ等で聴く地声…みんな大好きだ。
決して顔ファンという訳ではないけど顔も好きだ。かわいい、男性なのに困ったことにかわいいのである。
贔屓目に見てるとこがあるのかも知れないけど整った見た目をしていると思う。
寝ても覚めてもその声優さんのことを考えてしまう。まるで病気のように。好きすぎてつらいとはこういうことなのか…!
もしも10代の若い子なら「あらあら」で済ませられるかも知れないけど、残念ながら自分は20台後半のいい歳した大人なのだ。
このままでいいのだろうか。
決してその声優さんに対して「付き合いたい!」「結婚して!!」などとは断じて思わないけど端からみたらかなり痛い状態だ。
すごく人に語りたくなるときがあるけどもちろん誰にも言えない。
Twitterで同士を作ろうにも、はしゃいでるあのキャピキャピとしたテンションにはついていけない。
自分はどこに向かっているのだろう。
……と、こんなことを考えつつも今この瞬間もその声優さんの歌を聴いているし、年内にあるイベントのチケットは確保済みである。