親愛なる会員の皆様へ。
初めまして、今日そちらに入会することになりました。どなたですか…お入りください。ありがとう。
長い上に大変お見苦しい話になると思いますので、抵抗のある方は回れ右でお願いいたします。
朝の通勤途中、私はトイレのない特急で猛烈な便意と戦っていました。しかもゆっくり座れる有料の指定席です。おおよそどの鉄道か特定されてしまうかもしれませんが、電車に被害はないので問題はありません。
本来降りる予定の駅よりもいくつも手前で降りなければ間に合わないと判断しました。というか、既に電車の中でもう漏れそうで、でもここで漏らすのだけは成人女性として避けねばならないと必死に括約筋に力を入れて頑張っていました。
括約筋から「ごめんもう無理…」と言われても「そんなこと言わないで、あなたは出来る子、私は知ってるわ。今までだって乗り越えてきたじゃない」と言い聞かせ、何度かの山を越えている時ふと、頭に浮かんだ「こういう時、辛いのは山なのか谷なのか?谷底も良い例えではない気がする」というどうでもいいことを考えつつ最大の山場を迎え、何とかやり過ごせるかどうかの瀬戸際に電車が駅に着きました。
括約筋は死にそうです。
朝のラッシュ時に人混みを避けながらトイレに着いて中に入りリュックは降ろしてる暇ないのでこのまま…と思った時、頑張ってくれていた括約筋が死にました。
自宅で一度用を足した際、お尻にトイレットペーパーを挟んでいたので少し出たくらいなら大丈夫と思ったのですが、その量は少しではなく、そして括約筋が息をしない今は3度に渡り何かが決壊するのを私は感じました。
これはほんの十数秒の話ですが、この間も私はワイドパンツや下着を下ろしていましたし、下ろしながら「これは確実にやばい、会社に行けないかも」と思いました。とりあえずまだ止まらないそれに逆に冷静になり、普通に拭いて流しました。
さて、恐怖の現状把握です。
おそるおそる下着を確認するとなんと思ったほど出ていないではないですか。もうすぐ女性特有の日が始まるためナプキンを付けていたので下着に被害はありませんでした。あの決壊は何だったのか。完全勝利……その四文字が浮かびかけてもう一つ最悪の可能性に気づきました。結果ビンゴでした。
前の方まで流れてきたことにより下着が無事だったのです……女の子の赤ちゃんを育てた経験の方はわかるかもしれません(私は未婚なので想像で話しています)。
後ろから前へ…ばい菌が入るかもしれない大変危険な状態です。慌ててトイレットペーパーとアルコールティッシュで痕跡がなくなるまで拭きました。駅の灼熱のトイレで汗だくになりながら私は何をしているんだろう……そう思いながら片付けを終え何食わぬ顔で出社しました。
会員でない皆様におかれましては、括約筋を過信してはいけません。声に耳を傾けてください。無理と言われたら無理なのです。
会員の皆様に幸多からんことを。
あなたの増田としての増々のご発展を、心よりお祈り申し上げます。
おつかれこれも人生経験だ
ご愁傷様です・・・ 入会どころか一気に特別会員になられたのではないでしょうか
2カ月も経ってないのに自宅でまたやってしまった。 過敏性腸症候群なのかな。名前わからなかったけど「かびんせい」まで入れたら変換候補出してくれたATOKありがとう。 お腹が急に痛...