https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180531-OYTET50010/?catname=column_son-mihyon
何故だかスマホからブクマ出来なくなってしまったからここに書いとこ。
で、思うんだけど、なつかれないほど子供に関われないのに子供を産む、パートナーに子供を産んでもらう、あるいは養子を得るって、何が楽しくてそんなことするのだろうと。
そんなん身体と財布が傷むだけじゃん。
生活のクオリティを落としたくなければ子供なんか産まないに限る。
けれど子供の存在自体が人生に必要不可欠なものだと信じていれば、子供はどうしても欲しいものなのである。
私の母なんぞ根は子供嫌いらしいのだが、三人も産んでしまった。何故かというと母曰く昔は女は子供を産まなきゃいけない時代だったそうで、要は爪弾きにされない為に仕方なく産んだという事らしい。いずれ子供が親の世話をするのも当たり前と思ってるしな。
私にも子供がいるけど、母とは別の動機で子供が欲しかったから産んだ。
動機は何かっていうと、単に母親というものになって子供を受精卵から育ててみたかったという事が主である。
私が子供の頃実家では猫を飼っていたのだけど、当時はペットに避妊をさせるという概念がなかったし、飼育環境も雑だったので、猫達は好き放題に仔を産んでいた。
家の軒下とか時には取り込んだ洗濯物の山の中で猫が出産し、産まれたばかりの仔猫を見る機会に私は大層恵まれていたのだが、仔猫を触る事はあまり出来なかった。何故って仔猫は人間に触られると母猫に殺されてしまう事があるからである。
こんな素敵な生き物が目の前にいても自由に触る事が出来ない事にもどかしさを覚えた。
後に、猫以外のものでも、赤ちゃんというのはとても素敵な生き物である、人間の赤ちゃんもしかり、という事を知った。
赤ちゃんを自分のすぐ側に置きおおいに観察し共に遊ぶにはどうしたらいいかといえば、女である私は自分で産んじゃえばいいという選択肢があり、幸運にも産めたので二人産んで、今に至る。
そんな私であるので余計、子供を産んでも子供に関われる時間があまりとれなくなりそうという状況で子供をあえて産むという選択を取るという事が、有り得ない事のように思えてならない。
今はひとたび社会人になると性別関係なく昭和のお父さんよりもハードに働かなきゃいけない時代だ。
女だって子供を見る時間は朝と夕方のごく僅かな時間でしかもその時間の殆どは子供は機嫌悪く過ごしている。
となれば、何が楽しくて子供なんか持たなきゃならないのだ。
(ちなみに私は嫁ぎ先が田舎で価値観がくそ古いのを逆手に取ったので、裕福ではないのに子供を得る事に成功出来た。子供の勉強は私が自分で見てるので塾代0円、リーズナブルである)