昔の引きこもりの人って、普段どうやって時間を潰していたのか気になっている。今の人だったら、ネットとかオンラインのゲームとか色々暇潰し手段はあるだろうけど、昔の人はどうだったのかな。
とりあえず、00年代は今と同じと考えて90年代以前。90年代はゲームが多かったのかな。14型くらいのテレビを部屋に置いてスーパーファミコン他いろんなゲームハードがあったし。パソコンゲームの人もいただろうね。僕自身の90年代引きこもり体験からいうと、CDラジカセも普及してきていたから音楽をひたすら聴いていた人もいると思う。音楽バブルだったしね。
80年代は、ファミコンが出てきていてやっぱりゲームだったというのは、少し早計か。この時代は深夜ラジオの全盛といわれるから、夜遅くまでラジオを聴いて昼夜逆転生活とかかな。ラジオ…この頃はFMも盛んだったようだから、昼間はFMを聴いてあるいはエアチェック(ラジオで流れる音楽等を録音して楽しむ)していた人もいだろう。
70年代以前は、読書かな。昔の家って、なぜか世界文学全集とかブリタニカの百科事典とかが本棚を占拠していて、それを紐解いといていたのかと思う。僕の家にも特に読書家でもない両親が昔通販で揃えたそういった類の本があるし、当時は流行っていたらしい。
ここまでつらつらと書いてきたが、僕自身の体験のCDラジカセで音楽を聴いていたというところ以外は全て想像である。とにかく、ありあまる時間を収入のない引きこもりがどう潰していくのかというテーマでどんな遊びがあるか考えてみた。部屋の中でできて、お金がかからなく、時間を大量消費できる遊び。いろいろ挙げてみると、閉塞した田舎の健全な中高生がしていた遊びを延々と続けているのが引きこもりのような気がしてきた。中学高校生くらいはこういう遊びを見つける天才だからね。ごく最近はちょっと事情が違うと感じるけど。