そのどれもが、一昔前の「不倫は最悪最低で、恥ずべき行為」って視点じゃなくて
「本当はダメなことだけど、致し方ない刺激的な行為」みたいな語られかたですね。
そのくせに、芸能人のゲス不倫だの、フィクション以外の不倫は徹底的に叩かれてる。
有名人の不倫なんて、自分の生活とは一切切り離されているのに、
さも自分が旦那(妻)に不倫をされたかのような口ぶりで烈火のごとく批判する。
なんだか、TVのなかでも同じ不倫で対象が違うと全然反応が違うね。
googleで不倫の関連ワードを検索すると、決まって某質問サイトで不倫当事者の投稿と
不倫を肯定している人は、結局自分が不倫している人だけ、っていう決まったパターン。
ただ、その奥底には”自分も不倫してみたい”なんてのがあるってこと?
だから、ドラマの台本の中だけの不倫は、なんの罪の意識なく自己投影して楽しむことができるし、
有名人の不倫は、自分より容姿・収入・社会的地位なんかが上(と単に感じている)人の不倫は
「自分にないものを持っているくせに、さらに不倫までするのかよ」なんて感じているから怒るのか。
別に他人の不倫とか、エンターテインメントの一種だし、知らん人の話なんかどうでもいい。
ただ、恋愛を十把ひとからげに語るやつは恋愛シランダロボケナスなのと全く同じで、
結局何が言いたいかわからんが、とりあえず誰に怒ってるのかもよくわからんわけで、
結局不倫して、好きになってしまった相手二人を大事にできなかった
自分に腹が立っていると今気づく。