Welqから始まって、ヘルスケア大学やNICOLYなど、不正確な医療情報を載せるサイトがあとを絶ちません。
他にも、ネットで拾った情報で溢れたアフィリエイトサイトなど、イタチごっこの状態が続いています。
このようなサイトはSEOに力を入れており、情報の正確性とは関係なく上位に表示されるようになっています。
正確な情報を得ようと思うと、医学書を読んだり医療関係者に取材したりとかなりの時間がかかってしまいます。
ある程度信頼できる情報を載せようとすると、コストがかかります。
だから、正確性よりもスピードを重視したサイトが多いのでしょう。
医療関係者から裏をとって、しっかり取材を行ったからと言って、それが検索上位になる保証はありません。
そのような時間とお金をかけてサイトを作るのは大変ですし、それを良心でやっちゃう人なんてまず現れないでしょう。
倫理観を当てにするよりも、正確な情報を掲載してもしっかり利益が出る、そんなサイトを作れないかを考えています。
自己犠牲を払ってサイトを運営するのではなく、みんなが得をする「三方よし」を目指したサイト。
そんなことを考えていた時、ふと弁護士ドットコムを目にしました。
これを医療の分野に取り入れたらどうだろうか。(弁護士ドットコムにも様々な問題があるのは承知しています。)
ここで問題となるのは、質問に対して回答した医療関係者がどのようなメリットを享受できるかという点です。
思いついたのが、
などでしょうか。
このように、質問者と回答者(医療関係者)両方にメリットがある形を作ればいいのではないでしょうか?
サイト運営をする立場としては、回答者が本当に医療関係者なのかを調べたり、質問と回答フォームのシステムを構築するなどの業務が発生します。
ただ、わざわざ運営者が医療情報について調べる必要はなく、場を提供するだけで広告費(アドセンス)を稼ぐことができるのです。
これで三方よしを実現できるような気がしますが、いかがでしょうか?
早速トラバで貴重な情報をいただきました。ありがとうございます。増田に書いて良かったです。
このようなサイトがあることは知りませんでした。
http://anond.hatelabo.jp/20170611214321
問題のあるとされた医療情報サイトとほぼ同じ構造だと思うので、期待できません。 社会的な意義の為に私企業が制作しているメルクマニュアル読んでおいたらいいんじゃないですか?
物好きな医療者が、メルクマニュアルの専門的に正しくあろうとする故、ぞんざいというか気の利かない部分を解説してくれるサイトがあったら嬉しいかも…とは思う。
今ある「アスクドクターズ」や「ドクターズミー」とどう違うのですか?似たようなサイト量産しても双方迷惑になるだけですよ。