2017-04-04

新卒ベンチャーを選ぶに値する一つの利点

新卒カードはかなり強力なので、基本的には大企業に使ったほうがいいと思っている。

ベンチャースタートアップに中途入社するのは、大企業ほど難しくないし、入社後の待遇の違いもない。一方で大企業生え抜き優遇したりする。

それでもあえて、ベンチャー企業新卒選択するに値する、とても大きな利点を一つ紹介したい。

前書きが長くなった。

それは、上司を事前に知ることが出来ること。

言い換えれば、上司を選べる可能性が高いことだ。

スキルがつくとか裁量があるとかは企業によりけりなので汎用化できないが、これは間違いない。

会社が小さければ小さいほど、説明会やら面接やら懇親会やらに、あなた入社した際に所属する現場トップが必ず出てくる。

いわゆる大企業と呼ばれる300名以上の規模の会社になってくると、リクルート業務は、ほぼ人事が仕切る。

現場社員が出てくるとしても、そこに来た人と実際に働ける可能性は、そこまで大きくない。

会社雰囲気が良かった、人が良かった、それは会社選びの大きな材料になるだろう。

しかし、大手会社就活に携わっているのは人事部だ。そして彼らは、残念ながら現場社員達とは別世界の住人だ。

人事部の人と波長が合ったからといって、現場と合う保証はない。

大手企業への就職一種ギャンブルだ。

上司ガチャ問答無用に引かされる。

引きなおしたいと思っても、異動願いが通るのは早くて2~3年後とかだろう。

そのくせ、会社は、上司次第だ。

どれだけ素晴らしい理念や、コンプラ意識会社にあるとしても、上司がそれらをくそくらえだと思っていれば、あなた社会人生活は茨の道になる。

価値観が合わなければ、苦しいことになる。

実際に一緒に働くことになる上司と事前に会えて、その人と一緒にやっていけるかを判断できるというのは、強力な動機になりうると思う。

まり社交性の高くない人や周囲に迎合するのが苦手な人ほど、ベンチャー企業を見てみても良いのかもしれない。

ただし欠点として、ベンチャー企業マネージャー職にあるような人はワーカーホリックタイプが極めて多いので、選べるって言っても似たようなキャラしかいないやんけってなる場合もあるかもしれない。

その時はごめん。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん