2017-03-16

増田を金にする方法

 自分のクソみたいなブログ晒しても一日あたり4hitもしないであろう宿便みたいな記事が、

 増田に晒されただけで400ブックマークを稼ぐアナ雪なみのヒット作になるのはよくある話で、

 それは記事の質の良し悪しではなくて、「多くの人の目にふれやすい」という、

 単純きわまりない広告術の初歩の初歩のせいなんだろう。うんこ


 増田は人目が比較的多い。

 ということは、宣伝媒体として結構便利だということだ。

 少しケツの穴の広い企業、たとえば日本広告会社としては最大手とされる便通だったら、

 はてな裏金を渡して増田にそれっぽい宣伝記事を大便させ、

 自演ブクマアクセスを伸ばすことも考えるかもしれない(もうやってたらごめんなさい)。うんこ

 良い商品が安く宣伝できる。企業も儲かる、はてなも儲かる、消費者ハッピートリプルクラウンこだ。


 ところがはてなユーザーは「金のにおい」を蛇蝎のごとく嫌う。

 すこしでもステマが関わっていると秒で喝破し、

 特に証拠もなく「宣伝だ」「金もらってんのか」「互助会だ」「オソマは食えない」と口汚く罵る。

 それ以前に、宣伝記事宣伝として書く(たとえば、「風呂排水口に詰まったうんこが落ちまくる洗剤みつけたったwww」的な)とブクマは伸びない。

 人が増田に求めるのは、笑いか、劣情の解消であって、日々の生活のお役立ち情報などではない。


 ではどうするか。 

 笑いか劣情を満足させる記事さりげなく商品を紛れ込ませればいいのである

 一見、いつもの俗悪なバカ増田記事

 しかしてその実体は億の人々によりより消費生活を推奨するステマ記事

 これだ、このメソッド年商百億は固い。三ヶ月間溜め込んだ便秘のようにかたい。


 実は、本記事もそのメソッドを応用して書かれたものだ。

 インテリジェンスに満ち溢れた本文に、極めて巧みに商品存在が隠されている。

 しかし見た目は違和感のないバナナ型のうんこのように健康的で自然なその文は、あなたの脳に眠る「ある欲望」に働きかけ、それが欲しい、と思わせているのだ。 

 もうあなたは逃れられない。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん