2017-02-06

日テレ番組が苦手

日本テレビ番組が苦手。

24時間テレビに始まり笑ってコラえてケンミンSHOW、行列さんま御殿等々……。

日テレ好きな家族テレビチャンネル選択権を有している関係で、嫌でも目にする機会が多くなっている。

なぜ、日テレの(特にバラエティー)番組が苦手なのか。

日テレ番組面白いしかし、どの番組優等生といった感じで、ある意味安心して見ていられるが、教科書的な規範を逸脱することは(あまり)ない。

安心感というのは、日本社会での常識価値観を、ちゃんと踏まえているということに尽きる。

ケンミンSHOWはそれが顕著で、特定地方公共団体に対する印象(常識価値観)を軸に、番組が展開する(Ex北関東は云々)。

しかし、その常識価値観のものにメスを入れるようなことはしない。むしろ偏見ともいえる常識を再強化しているようにもみえるのだ。

偏見を改めようとする試みも、「常識的に」行われるだけで、揺るがされることはない(Exしかし、素晴らしい特産物が云々)。

さんま御殿でのトークも、さんまの司会芸としてパターン化されており、ゲストの話はさんま理解できるレベルに調整され、結果としてわかりやす常識価値観に変換されて終わりである

鉄腕ダッシュにおいては、「古き良き」みたいな空気が漂う。

多くの番組教科書的過ぎて息苦しい。教科書的に振舞えと言われているように感じるのだ。世間一般感覚に従えと。

24時間テレビでの障がい者は清廉であれという言外のプレッシャー日テレ番組は、世間一般感覚を強化する。

デブデブらしく、ハゲハゲらしく、イケメンイケメンらしく。

日テレ番組は、そのズレを許さない。許されるのは、わかりやす教科書的なズレだけだ。

ブサイク美女結婚できたのは、ブサイク性格が素晴らしいから。

それが私にとっては気持ち悪くて苦手だ。私の観測範囲にある日テレ番組に限られているのかもしれないけど。

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