「1週間以内に本屋で買ってくれないと重版されない」って脅されると買いたくなくなる | アオシマ書店 - 電子書籍の情報サイト -
上記を読んで。
その理由は、「消費者にパトロンの役割を負わせるべきではない」と思うからだ。
消費者が作品を買うとき、その動機は「自分が読みたいから」だ。
それはパトロンだ。
基本的に、なにか作品を買うという行為は、その二つの動機がそれぞれの割合で混じりあっているものと思う。
それはかまわない。
だが、創作するがわが「支援のために買ってください」と促すのは、
ここでは、パトロン的な買い物に、買う人の意思だけでなく作り手の意志が介在する。
買い手が一人で応援のために購入するならば何の見返りがなくとも構わないだろうが、
買い手に「お願いして」パトロンになってもらうならば、
そこには互いに貸し借りの概念、
そうだろうか。
しかし、現代で消費者にパトロンをお願いするとき、作りてはパトロンを選べない。
また、彼らがどんな人間か、作りては知らない。
あなたの無数のパトロンたちのそれぞれの期待に、あなたは答えきることができるのか。
または無視することができるのか?
個人的には、それができなくて、がんじがらめになっているのが