友人に「もう話しかけないでほしい」と言われた。
大学に入学してからの友人だけれど、3年ほど付き合いはあったしそれなりに仲の良い友人だと思っていた。
何か悪いことをしてしまったかと思って理由を聞いたら「一緒にいると惨めになる」かららしい。どこが悪いのかわからなくて直せるところなら直したいとも思ってさらに聞いた。鬱陶しかったと思うけれど、彼女は色々と理由を教えてくれた。だいたいが親とか、わたしがいる環境のことだった。生まれてしまった以上親は簡単に変えられるものではないし、どうしようもないので言われた通り彼女にはもう話しかけないことにした。
わたしは幼稚園から高校まで女子校で育って、今の大学に入学した。高校までは自宅から歩いて10分くらいのところだったのに、大学は家から電車で30分くらいかかって通学面倒だなあって思っていたらパパがマンションを買ってくれたから今はそこに住んでる。友達は大学まで1時間かかるらしくて、それが羨ましいらしかった。泊まってくれてもいいのにって言ったけど、そういうことじゃないらしい。
一人暮らしはしてるけど料理も掃除もやったことがないからできなくて、結局ハウスキーパーを雇ってるのもズルいって言われた。どうせ家で食べることの方が少ないし、ハウスキーパーは雇うのをやめても良かったけれど多分そういうことじゃないって言われるんだろうなって思って言わなかった。
アルバイトをしてないところも羨ましいって言われたけれど、大学生になった時にしてみようかと思って提案したらパパとお兄ちゃんに止められたし反抗したらふたりが傷付く気がするからできない。
友達よりも家族が大切なのは当たり前だと思うけれど、それでも友達も大切だったから何も改善できない自分が情けなくなった。
他にも色々なことを言ってくれたけれど、結局彼女が嫌いなわたしの部分は全部親に与えられたもので、自分自身の価値がわからなくなった。
彼氏にそれを言ったら「人の幸せを妬むような人間と付き合わなくていいんだよ」って慰められたけれど、わたしは幸せなんだろうか。
欲しいものは全部親が与えてくれた。衣食住も満たされてる。でもわたしの価値ってなんだろう。わたしが自分の力で掴み取ったものなんてない。
友達は一緒の学校の子ばかりで、満足してるから他に作ろうと思ったこともなかったけれど、幼稚園から大学まで、たぶん社会人になってもそれは親に与えられたコミュニティーだ。不満は全くないけど、幼稚園に入ったのは自分の意思じゃないし、大学は女の子は文学とかがかわいいよっていうから文学部にした(わたしも文学は好きだったけれど)。就職先も、就職活動大変そうだなって思ってたらパパの紹介で会社が決まった。彼氏はママの知り合いの息子で勉強を教えに来てくれることになって知り合った。何かをみてこれかわいいなとか欲しいなとか言ってたら次の日には誰かが買ってきてくれた。大変だなとかやりたくないなって思ったことは誰かが代わりにやってくれた。
色んな人から甘やかされて、与えられて生きてきたけど、わたしに価値があるわけじゃない。パパの娘だから、同じ学校の生徒だから、彼女だから、みんなわたしに優しい。
なんか懐かしい文体だな。 一見自虐風内容から初めて最後にマウンティングかます例の人かい? 成長してねえな。
あーわかる 私もそういうとこあった けどしょうがないよね
そうよねー あたしも控えめに言って超モテるし、親は金持ってるし、学校はSランだし、彼氏の家も資産家だし でもなんか満たされないのよねー あー不幸せ不幸せ
例のマウンティングの人か
はどいうぞ。 http://anond.hatelabo.jp/20161121200436/http://anond.hatelabo.jp/20161121200436#NoTree