オタクで変わり者の先輩に3年間片思いし続けて、卒業してからも諦められなくて
4年の片思いの末ようやく「じゃあ、付き合おうか」と言ってもらえた。
先輩には二人で遊びに行く際、雪のふる中2時間待たされたりドタキャンされたり色々されて、
今なら何であんなやつをと思うけど、当時はほんっとうに大好きだった。
嬉しすぎて19歳にもなって「お父さん!!私彼氏できた!!!」と携帯を持って小躍りしながら言ったレベル。
その3日後、じゃあデートしようとなった時、先輩は私の部屋に来たいと言い出した。もしくはラブホテルに行くぞと。
は?何言ってんだコイツ、と思った。19年間処女をこじらせた女に付き合って3日でラブホって何言ってるんだコイツと。
まずは外に出ようってなるじゃん。普通健全に手とか繋いで帰り道にキスとかしたいじゃん。何でいきなり出し入れの話になる。
もちろんいつかはそういうことになるのもわかってますが少し心の準備が、というとすげー怒ったよね。
「お前が4年間も不毛な片思いを続けてるからボランティアのつもりで付き合ってあげてるんだぞ!」と返信がきた時点で
100年の恋もさめるとはこのことかぁ、とぼんやりと思った。
今までありがとうございました、楽しかったです。ボランティアのお気持ちだけ有難くいただいておきます。と返信して着信拒否した。
4年後、就職した先で同い年のレントゲン技師さんをかっこいいなって思った。
20代は私と彼だけだったので、まあ自然な?流れだったのかもしれない。
おせっかいな(当時の私には神に見えたんだけど)先輩が「20代彼しかいないし、アドレス聞いてきてあげるよっ」とアドレスを聞いてもらい
勇気を出してメールした。死ぬほど勇気を出して、食事に誘った。
男の人と二人で話す機会なんて全くないので、私はすごく緊張しつつも楽しい時間を過ごさせてもらった。
このまま、仲良くなれればいいなぁ…と思っていた矢先、彼から衝撃的なセリフを聞いた。
「ごめん。俺、実はゲイなんだよね」
混乱しすぎて、いまいち覚えていないが
「ゲイでずっと好きな男性がいるがその人に思いを伝えられなくて悶々としていた気持ちを
すると先輩はもしかしたら女の子も好きになれるかもしれないから、付き合ってみたらどう?と増田さんをすすめられた。
だけど、やっぱり好きな人への思いが忘れられないし女の子を恋愛対象として見られない」ということを言われた。
もちろん、人に言いふらすこともしなかったけど、やっぱり気持ち的には少し失恋に近い気持ちがあって1週間ほどへこんだ。
その件とは、全く関係ないがしばらくして退職したので彼がどうなったのかはわからない。
うまくいってればいいのになーと心から思う。ほんとに。