まだまだ一部のエンジニアにとって、という話だよね。
少なくとも英語の読み書きができないと最新のテクノロジー情報をキャッチアップできないとか、stackoverflow読めなくて問題解決できないとか、オープンソースにコントリビュートできないとか、これはまさにその通りだよな。オレもオレなりに英語力の不足を痛感する機会は腐るほどある。
でも日本にいる80万人以上のITエンジニアのうち、そうした能力を必要とされないエンジニアがこの日本の大部分だ。
なぜならSIerみたいな受託開発・運営がソフトウェア業界の売上高6兆ぐらいのうち半分以上で、かつ彼らの大部分は日本語ドキュメントが充実してる枯れきった技術を使い続けるから。
枯れた技術で安定性を担保ってのはわかるが、公式のサポートが終わってるJava4~6,PHP5.0~5.3を使ってんだよ。保守じゃなくて新規案件だよ。COBOL,アセンブラみたいな化石言語を保守し続けるところもあるがあれはもっと別の世界から来たナニカって感じだな。そっちはよく知らん。
オレは新卒で入った受託ソフトハウスや大手SIerで計8年働いて、6年ぐらいはwebアプリのプログラマ・SEとして色んな現場みたが、オレも含め一緒に仕事する人は誰も英語なんて求められてなかった。英語読むより怪しいExcel仕様書なりソースコードのコメント読むなり顧客のメール読むなりして汲み取るのが大事だし、コーディングで困ったら日本語でググればまずヒットする問題ばかり。
コーディングで英語を使うと可読性が下がるから変数名・メソッド名・データベースのテーブルやカラム名もヘボン式ローマ字表記で書けってわけ。顧客マスタは「KOKYAKU_MASUTA」だし、担当者は「TANTOUSHA」と「TANTOSYA」で表記ゆれ、笑えるよな。
とにかく言いたかったのは、docker1.12だとかRails5だとか機械学習の新しいフレームワークだとかそういう話題でワイワイやってる層とはまったく別の層がいて、そいつらに英語は全く必要ないしこれから先の何年も求められずにやっていくだろうっていうこと。
悲しい愚痴、以上。
エンジニア=ITエンジニアって認識はどうなのよ
俺も前々からそれ思ってたんだよ!エンジニアってのはIT系の技術者の代名詞じゃないって思ってたよ! IT系の技術と他分野の技術では違う部分がいっぱいあるのに、彼らが技術全般に共...
おまえいっつもそれだよな