やまもといちろう氏のブログがはてなブックマークつきまくっています。
それとは別に「子育て」や子育てと出産の問題について、論争すると大抵いろんなところで炎上するのを見かけます。
なぜなんでしょう
過去にフリーターブームがあったとこ思いますが、就職氷河期前後から2015年ぐらいまでの間って、それぞれの生き方とか個人の意思を尊重しようていう発想が日本に根付いた時期だったように思います。夢を追いかけるもよし堅実に生きるもよしっていう日本に自由があった(ように思える)当時が懐かしく思えます。だけど実際の日本をひも解いてみると違うように思えるますよね?特に都心や郊外だと「婚活」「妊活」なんかがもてはやされて、結婚して出産して尚且つ仕事もできる人が優れているような風潮がみられます。(テレビでもそういうブームをあおっているように)
ブームに乗れなくて気づいたら40歳になってしまった適齢期を過ぎた人。実際出産までは上手くいったけど再就職に上手くすすめない人。保育園の確保ができない(もしくは保育園にお金を割くことができないプアー層)なんかだと思うんですよね。いままで自由を謳歌してきたけど結局行き着くところ日本全体の風潮は結婚して出産すべきっていう流れ。非生産的な独身貴族がいい年してして結婚していないと白い目で見られます(これは都心より地方の方が多いと思いますが)
日本はムラ社会です。いまに始まった事ではないですが、隣の芝生は青く見えますし自分の子供が保育園に入れなくて知り合いの誰かが上手く入り込めたら「なぜ自分が!!」ってなります。結婚して子供がいない家庭というのはなんとなく「残念な家庭」もしくは「欲しくても恵まれない家庭かも」というレッテルが貼られます。結婚しない人は「結婚できない人」と同義語に近いです。順当に20代で結婚して、旦那さんの稼ぎが安定して20代半ばに出産して、適度に社会復帰ができる家庭が今の日本の理想像でどこかに歪があればそれは日本の一般家庭の中での異端児であり可哀そうな人たちになっちゃうんですよね。