2016-01-27

http://anond.hatelabo.jp/20160126232601

1.自分個人 vs. 女全般 という問題の建て方はいかがなものか、と。

 自分結婚相手実家に同居するか、結婚相手自分実家に同居するかという、個 vs. 個 の話ならまだ分かるんですけど。

 

2.不確かな未来に対する姿勢と、その未来予想を形成するための参考情報質量の差はどうでしょうか。

 一見対称的に見えるコミットメントが実はそうではなく、主体によって種々の損益リスクが異なるということがありえます

 また、性別役割分業の非対称性から、同居に伴う経験値の蓄積や共有の度合いが異なっていることが、事前の態度形成の差を生んでいることも考えられます

 

3.やってみないと分からないってことはあります

 自分大丈夫!と思っていたけれど、やってみたらやっぱり他の人と同じように大変だったということがあるかもしれません。

 早い話、私はこれでした。妻の出産育児関係比較短期でしたが妻の実家に同居しました。最初関係良好で楽勝だと思いましたが、徐々に辛くなりました。それ以来、嫁姑問題のしんどさが分かるようになりましたし、配偶者実家敬遠する人たちの気持ち想像できるようになりました。妻は幸い私の実家を好いてくれていますが、それでも私の方から少し距離を置くように心がけています。親しく付き合う分、やっぱり時々は行き違いなどが起きますので。

 

4.自分が気を遣わない分、相手が気を遣ってくれているということがあるかもしれません。

 フレンドリーに、きさくに、フランクに、という態度で親しみを表現しているつもりが、実は相手には単なる好意わがままの押しつけにしかなっていないことってあります

 「親しき仲にも礼儀あり」ということわざ大事にしている人たちは結構多いです。それに、他人に踏み込まれたくない領域ってのは人それぞれで、しかもその境界線の取り方は付き合ってすぐには分かりません。そもそも、自分がどういう境界線を持っているかすら、私たち自分で分かっていないことがしばしばですし。

 

もし、相手実家に入ることへの拒否感について、男女間で傾向差があるとしたら、女性の方がそういう苦労が多いとか、そういう苦労に敏感だとか、そういうことがあるかもしれませんね。

ただ、私の知人男性たちの多くは、妻の実家に行くことがあまり好きではないように思います

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