主にIT関連の企業がクライアントに多く、その中に非上場のソーシャルゲーム運営会社があった。
当時かなりの勢いで伸びている会社で、自分も担当した転職希望者を多く紹介した。
窓口となっている担当役員もやり手で、当時はその会社の成功を信じて応援していた。
若干ビッグマウスすぎるところは気になっていたが、業績もちゃんと伸びているようだったし、その会社の狙いドコロも悪くはないと感じていた。
「業界トップになれるかどうかはわからないが、上場してある程度のポジションを築くところまでは行けるだろう」
…しかし、ソーシャルゲームのビジネスは本当に当たり外れが激しく、
なんとか上場はできるかもしれないが、上場後に急成長するようなイメージは持てない。
噂によると一応規模は拡大できているようだが、当時の期待値からは大きくかけ離れてしまっていると言って過言ではない。
(むしろ外から見る分には売上が下がっていてもおかしくないような印象なので、どこで売上を微増させているのか不思議に感じている)
なぜ「噂によると」なのかというと、自分はその会社とはほぼ縁を切っているのだ。
担当者の無茶ぶりや、酷い物言いが続いた時期があり、不信感を持ってしまったことがキッカケ
そこに加えて「最近調子の良いニュースが出てこないな」と感じた事もあり、
「大本営発表」では景気の良い話が出ているが、具体的な実績ベースでの話は出てこなくなって久しい。
売上につながる顧客の1つだったが、その判断は後悔していない。
しかし すでに紹介してしまった候補者のことを思うと、どうしても申し訳ない気持ちになってしまう。
仲介した当の本人がその会社のことを既に見限っているなどと、当事者に言えるものではないし当然言っていない。
そもそも言う機会があるわけでもないが。
転職する本人も自分で納得して決めたことなのだから、仲介した人間があーだこーだ言うものではないのかもしれない。
会社自体は伸び悩んでいたとしても、本人は活躍して機会を掴んでいるかもしれないし、そう思いたい。
紹介した人材がショボくて業績に貢献しなかったのかもよ どっちにしろ転職した後のことは、転職者のほうが会社の業績に関わる当事者なわけで、 紹介時点で嘘ついて無いならエージェ...