(注意:以下の文章には『風の名はアムネジア』(1990年の映画)のネタバレが含まれています。)
俺は『風の名はアムネジア』(原作:菊池秀行、1990年のアニメ映画)が嫌いだ、はっきり憎んでいると言ってもいい
知らない人のためにざっくり紹介すると
ある日突然地球上の人類すべてが記憶をなくし文明は崩壊する、車イスの超能力少年とか出てくるがすぐに死ぬ、その後文明崩壊後の地球をメーテルと一緒に旅して、最終的に機械の体ではなくメーテルの体を手に入れるタイプのキノの旅だ
原作を読んだことはないので一度だけレンタルビデオで見たその記憶だけで話す
・そしてこの話は『ある日突然人類すべてが記憶をなくす』ところから始まるが、それはこの宇宙人どもの仕業である
・なぜそんなことをしたかというと、この宇宙人ども、長い旅路の果てに地球を見つけ、「こいつらと友達になれるかな?」「なんか凶暴そうじゃん?」「話し合ったとしても本当の心が分からなそうだよね~」「ちょっとこいつらの本性を見てみようぜ」→地球人すべての記憶を奪う。という理屈である
・そして旅の終わり、鉄郎はメーテルに聞く、「で、友達になれそう?」「う~んどっちかな~」
<完!>
…あのな!地球滅亡してるんだぞ!お前らの仕業のせいで何十億人死んだと思ってるんだ。
車を運転してた人は一瞬で運転方法が分からなくなって事故死してるし、運良く無事に車が止まってもドアを開けることすら出来ずにそのまま死んでるんだよ
船や飛行機に乗ってた人もみな死んだし、電気も止まるから入院中の人とかみんな死んだんだよ
親兄弟、家族も今まで一緒に暮らしてた顔を忘れて争い会うし、赤ん坊とかみんなおっぱいもらえずに死んだんだよ
高層ビルに住んでた人たちとか地上に降りることも出来ずに死んだんだよ
みんな!みんな、死んでいったんだ、お前らの仕業で、
そんなことをした理由が
「友達になれるかどうか判断するために地球人の本性を見たかったから」
こ、こ、こ、こここ殺すしかない!!
たとえお前らが「なんか地球人も友達になれそうじゃん♡」とか言って記憶を戻したとしても、俺たち地球人類は絶対にお前らを許さないぞ、科学的に絶対的な差があるから今のうちは面従腹背するとしても、近い将来、必ずお前達を根絶やしにしてやる!必ずだ!!
必ずだ!!!!
と、ビデオテープを巻き戻しながら俺は思ったね
ニール・ブロムカンプ「仮に記憶奪わなかったとしたらお前らも大概なことやるよね、間違いなく」
女の裸が出てきてエロシーンがあった記憶しかないわ