2015-08-29

ジュラシックワールドラプトルネタバレ有り】

映画ジュラシックワールド作品を通してラプトルオーウェンの繋がりが描かれています

その部分だけピックアップした感想です。

1作目~3作目までのラプトル

ティラノサウルスとともにラプトルジュラシックパークシリーズ継続して登場しています

1作目,2作目ではラプトルは着実に迫ってくる恐怖であり,その機動性と数はティラノサウルス以上の恐怖です。

2作目ロストワールドラプトルの茂みを駆け抜ける,次々に人間が減っていくシーンは印象的です。

3作目ではラプトルは恐ろしい存在ではありながら「賢い存在」として描かれます

罠を使い人間を喰らおうとしたり,自分達の卵を盗んだ存在執拗に追い続けます

から脱出直前ラプトル達に囲まれグラン博士たちは

3Dプリンタで作られたラプトルの笛を用いラプトルとの交渉を成功させます

(今作のオーウェンラプトルの笛の存在を知らないのかな?と思うんですが,

ジュラシックパークが大嫌いなグラン博士は笛の存在を秘匿したのかもしれません。)

ここまで踏まえての今作のラプトル達です。

特にバイクに乗ったオーウェンラプトルが夜の森を疾駆するシーンは,

Ⅱでラプトルに襲われまくったことを覚えていると頼もしいことこの上ないです。

オーウェンラプトル友情

オーウェン言葉の端々からラプトルとの仲間意識を感じます

字幕だとボスという訳があてられているのでちょっと分かりにくいですが,

ラプトル達は物語序盤から度々「ブルー」「チャーリー」「デルタ」「エコー」とB,C,D,Eの名前で呼ばれています

「あれ?Aの名前ラプトルが出て来ないな」と思っていると弟グレイ君の質問からAは主人公オーウェンであることが明かされます

このラプトル部隊の一員として人間が入っている」という感覚は本作最大のカッコいいポイントだと思います

またオーウェンは「俺のラプトル」という言葉を使い愛着を持っていることが作品を通して感じられます

これは字幕だと分かりにくかったです。吹き替えはどうだったんでしょうか。

この友情があってこそラプトルオーウェン最後に通じ合うシーンは説得力を持ちます

銃を持たないホスキン

本作の悪役の1人ホスキンス(太ったオッサン)。

ラプトルに殺されそうになり命乞いをして結局殺されてしまます

このオッサン最後まで銃を出しません。

普通こういう映画の悪役って

命乞いをして

相手が油断した所を

銃で不意打ちしようとして

返り討ち

という流れがもはや様式美だと思います

このいかにも銃に頼りそうな悪役ホスキンスが銃を出さないことで,

オーウェンとの対比がはっきりします。

スキンスは命乞いをし,ラプトルに手を伸ばすと食いつかれます

一方オーウェンラプトル(ブルー)に手を伸ばし和解します。

同じことをしているのに明暗がわかれた人間

ただ武器を持った人間攻撃する知性の無い獣では無く,

ラプトル達が人間同様の知性と情を持った存在であるということがはっきりわかります

本作の見どころは色々ありますが,とにかくラプトル達はかわいいです。

あの恐怖の象徴ラプトルがこんなにかわいく頼もしく見える日が来るとは思いませんでした。

ブルー以外のラプトル達がやられてしまったのが残念でなりません......。

匿名ダイアリーでやっていいのか分からんのですが,自分過去に書いたジュラシックワールド日記貼っておきます

ジュラシックワールド事故再発防止案:http://anond.hatelabo.jp/20150826185435

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